新生児オプショナルスクリーニング
河北総合病院では、当院で生まれた赤ちゃんを対象に、新生児オプショナルスクリーニングを実施しております。
新生児オプショナルスクリーニングとは
マス・スクリーニング と オプショナルスクリーニング
先天性の疾患を確認するため、赤ちゃんが生まれると先天性代謝異常検査(新生児マス・スクリーニング)を実施します。しかしこの検査の対象となっている疾患以外にも、早期の治療を必要とする重大な疾患はあります。そこで有料のオプション検査として実施できるのが、このオプショナルスクリーニングです。対象となる疾患の可能性がわかりますので、今後の診察や検査を検討する上での参考になります。
早期に発見する必要性
先天性疾患の中にも、治療が可能なものはあります。早期に疾患を発見すれば早い段階から治療を開始できますので、重症化を防いだり、予防することが可能になります。そのためにも、可能性の高い疾患を把握することはとても重要です。
新生児オプショナルスクリーニング概要
対象疾患
ムコ多糖症I型、II型、IVA型、VI型、ファブリー病(男児のみ)、ポンペ病、副腎白質ジストロフィー(男児のみ)、脊髄性筋萎縮症、重症複合免疫不全症(9疾患)
検査内容
足の裏からの採血による検査です。対象となる各疾患の疑いがあるかがわかります。
対象者
河北総合病院で生まれた赤ちゃん
検査費用
13,500円
新生児オプショナルスクリーニング検査の流れ
- 新生児オプショナルスクリーニングを希望される方は、妊娠32週の後期指導でガイドブックと申込書をお渡ししますので、入院時にご持参ください。
- 出産後5日目に、足の裏から採血を実施します。
- 一ヶ月健診時に、小児科医より検査結果をご説明します。
新生児オプショナルスクリーニングのご紹介(動画)
動画提供:一般社団法人 希少疾患の医療と研究を推進する会(CReARID)
新生児オプショナルスクリーニングにご興味のある方は、
お気軽にスタッフまでお声かけください。