リハビリテーション科

リハビリテーション科

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外来担当医表

リハビリテーション科

午後
清水 秀昭

※他科を含めた病院全体の外来担当表はこちらをご覧ください

休診表

2024年2月6日(火) 清水 秀昭
3月26日(火) 清水 秀昭

 

リハビリテーション科について

主な役割

入院リハビリ

脳卒中をはじめとする急性期病院が関わるあらゆる疾患に対応できる体制を整備し、全ての診療科に入院したほとんどの患者さんに入院リハビリテーションを実施しています。

外来リハビリ

主に当院を退院された患者さんについて、回復期に相当するリハビリテーションをおこなっています。

訪問リハビリ

在宅で心身の機能の維持・回復、日常生活の自立を支援するためのリハビリテーションです。
 

【知識コンテンツ】新人広報と学ぶ

グラフ:筋肉量の変化率加齢により全身の筋肉量と筋力が自然低下し、身体能力が低下した状態をサルコペニアといいます。フレイルとの違いやサルコペニアの予防方法について、新人広報と一緒に学びましょう。

新人広報と学ぶ「サルコペニア」

 

部長からのメッセージ

河北総合病院は急性期から生活期までのリハビリを担当しています。
急性期とは病気の治療や全身管理が必要な時期です。全身状態が落ち着いて、さらにリハビリが必要な脳卒中や骨折などの患者さんは、河北リハビリテーション病院に転院してリハビリを継続することができます。河北リハビリテーション病院のリハビリは回復期リハビリと呼ばれています。そして、生活期は訪問リハビリが担当しています。在宅で心身の機能の維持・回復、日常生活の自立を支援するためのリハビリです。介護する家族へのアドバイス、またご相談もうかがっています。脳卒中のリハビリを急性期から生活期まで一貫しておこなえるのは河北総合病院の特徴です。
 

スタッフ紹介

清水 秀昭

河北総合病院副院長、脳神経内科顧問、リハビリテーション科顧問
浜松医科大学卒
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本神経学会神経内科専門医・指導医
日本脳卒中学会専門医
日本認知症学会専門医・指導医
認知症サポート医
身体障害者福祉法第15条指定医(肢体、音声・言語)
難病指定医

荒木 学

脳神経内科部長、リハビリテーション科部長
滋賀医科大学卒
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本神経学会神経内科専門医・指導医
日本頭痛学会認定頭痛専門医・指導医
日本認知症学会専門医・指導医
日本臨床免疫学会免疫療法認定医
日本神経免疫学会評議員・神経免疫診療認定医
身体障害者福祉法第15条指定医(肢体、平衡、音声・言語、そしゃく)
難病指定医
埼玉医科大学医学部客員教授

 

急性期リハビリテーションについて

特色

私たちリハビリテーション科では、主に病気で入院して間もない患者さんに対して、医師の指示に基づき、看護師、ソーシャルワーカー、栄養士、薬剤師、公認心理師/臨床心理士等関連職種と連携しリハビリテーションを開始しております。もちろん病気の状態を医師と確認しながら安全に安心してリハビリテーションを受けて頂けるように細心の注意を払っています。これにより入院後や術後早期から積極的に離床を促すことが可能となり、廃用予防や活動・生活範囲の拡大ができ、より充実したリハビリや病棟での生活につながっています。

対象疾患

当院では入院患者さん全員を対象に、全病棟にリハビリが関わり、整形疾患・脳血管疾患・心臓や呼吸リハビリ・寝たきり予防のリハビリなどをおこなっています。

整形外科疾患

大腿骨頸部骨折や下腿骨折・上肢の骨折・脊椎疾患・手の外科やスポーツリハビリなど

脳血管疾患

脳卒中・脳外科・神経難病・内科疾患によって起こる、さまざまな心身の機能低下(廃用症候群)

循環器疾患

心筋梗塞・狭心症・心不全・心臓血管外科など

呼吸器内科

性閉塞性肺疾患・肺炎・肺がんなど

訪問リハビリテーションについて

生活している中で困っていることありませんか?セラピストがお手伝いします

ご希望や困りごとに応じて、動かしやすい身体づくりや、実際の生活動作に合った環境づくり、日常動作の練習・アドバイスなどをおこなう訪問リハビリサービスを実施いたします。ご利用者さまの希望や困りごととリハビリ専門職の視点を併せて、「活動と参加」に向けた目標を定めて計画的に対応いたします。

具体例
・心、身体機能の改善、維持
・生活動作や介助方法の工夫
・道具、環境の提案
・充実した生活の支援
・公共交通機関活用の支援   など

河北訪問リハビリテーションの方針

地域の保健・医療・福祉サービスと連携しておこなっています。ご利用者様やご家族様がQOL(生活・生命・人生の質)を高められるよう、私たちはご自宅での生活に必要な知識・技術の提供やアドバイスをさせていただいております。そして在宅生活の継続と社会への参加を支援します。
訪問リハビリの利用頻度は、1回20分・週6回までと限度時間・回数が設けられています。当事業所では主に、1回60分のリハビリを週に1、2回提供しています。
※ケアマネジャーのプランに基づき決まります。

訪問エリア

杉並区と中野区の一部を基本訪問エリア(当院より半径2km程度)としています。但し、エリアを越えたご住所の場合も検討いたします。

訪問エリア(杉並区と中野区の一部)

訪問リハビリを利用するには

介護認定をされ、主治医が必要と認めた場合、ケアマネジャーのケアプランに基づいて訪問リハビリを受けることができます。利用料は、介護保険が適応されます。介護保険以外(介護認定されていない方)でも主治医が必要と認めた場合は、医療保険で訪問リハビリを受けることができます。主治医やケアマネジャーにご相談ください。
※介護保険の利用には事前にケアマネジャーとの契約が必要です。

ご不明な点は、お気軽に下記までお問い合わせください。

お申込み

訪問リハビリテーション申込書(PDF)
訪問リハビリテーション申込書(Excel)
申し込み用紙をダウンロードし、ご記載ください。FAX、もしくは郵送にてご送付ください。

お問い合わせ

河北総合病院 リハビリテーション科 訪問リハビリテーション部門
〒166-0001 東京都杉並区阿佐谷北1-7-3
TLE:03-3339-8238
FAX:03-3339-2150  ※9:00 ~ 17:00(日曜日、祝日、年末年始を除く)
 

リハビリテーションスタッフ(セラピスト)のご紹介

河北総合病院のリハビリテーションスタッフは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がおります。

理学療法士

理学療法の直接的な目的は運動機能にありますが、寝返る・起き上がる・座る・立ち上がる・歩くなどの日常生活(ADL)の改善を図り、最終的には生活の質(QOL)の向上をめざします。
その他運動機能低下が予測される高齢者の予防対策、糖尿病の運動療法、スポーツ分野でのパフォーマンス向上を図ります。また、退院前に家屋訪問をおこない、福祉用具の適応相談、住宅改修相談もおこないます。

作業療法士

整形疾患や脳血管疾患などの疾患により、身体機能、精神機能、高次脳機能の障害が出現した患者さんに対して、機能訓練、食事・更衣・トイレ・入浴などの日常生活訓練、掃除・調理などの家事動作訓練、また福祉用具や自助具の紹介もおこないます。出来る限りその人らしく生活が送れるように、作業活動を通して心と身体機能のサポートしています。

最後に

ひとは、体を動かさないと日々、時間ごとに刻々と「身体的」にも「精神的」「社会的」にもその機能は落ちる、と言われています。私たちは、患者さん・ご家族等への十分な説明とご理解を得た上で、退院後の日常生活への在宅復帰、職場等への社会復帰を速やかにおこなえるように、「患者さんの機能・能力を最大限引き出し、その人らしい生活が最大限できるように(生活の再構築)支援すること」をお手伝いしております。

今後とも、私たちは専門職として、社会人、組織人としての成長も常に考え、患者さんとより良い関係の中で、リハビリテーションが進められるように努めていきたいと考えております。