EMT(Emergency Medical Technician)の役割
当院における救急救命士の役割
医師の働き方改革の一環により2021年10月に改正救命士法が施行されました。これまで救急車内や現場での処置に限定されていた職域が病院内まで拡大され、近年救急救命士を雇用する医療機関が増加しております。
当院では救急医療体制強化のため、先駆けて2013年に救急救命士を採用し、病院救急車の運用を中心に救急外来での診療サポートをおこなってまいりました。病院救急車での搬送実績は現在までに5,000件を超え、地域と当院を結ぶ役割を担っております。
ひっ迫する救急需要に対してより多く応えられるよう医師のタスクシフトを推進し、救急救命士ならではの迅速さと現場医療を展開しております。
河北救急車 出動実績
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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河北救急車出動件数 | 465 | 541 | 461 | 649 |
EMTの業務内容
1.河北救急車(病院救急車)による搬送業務
病院やかかりつけのクリニックなどを受診された患者さんに対して緊急性が高い、入院や精査が必要、骨折や疼痛等で自身での来院が困難と判断された際、出動しています。また、より高度な医療を必要とする高次医療機関への搬送や、入院病棟から専門治療を目的とした医療行為が必要な患者さんの搬送もおこなっております。
※ 個人からのご要望にはお応えしておりません
2.救急外来、病院内業務
・救急隊からのホットライン応需
・救急受診相談の電話対応
・トリアージ補助
・診療補助、処置介助、検査随行
・院内急変時対応
3.心肺蘇生普及活動、各講習会主催
・院内BLS、ICLS
・災害医療、JPTEC
4.災害医療対応
・AMAT、JMAT
・防災訓練