栄養科
栄養科について
栄養科の主な役割
栄養科の役割は、以下のような患者さんを栄養面でサポートすることです。
- 病気の治療や改善、健康維持に配慮した安全で衛生を管理された美味しい食事を提供すること
- 栄養・食事指導として、食品を通して栄養素の組み合わせや食事方法、調理方法を説明すること
- 医療チームの一員として、治療効果が得られるように患者さんの栄養状態を確認し、食事調整や栄養補助食品を提案する
食事が療養の支えとなるよう、限られた中ではありますが患者さんの要望に可能な限りお応えするため、調理スタッフとともに日々努力をしています。月に1回程度はイベント食を用意し、朝食はパンとご飯を選択できるようにし、週に2回は麺類をメニューに加えるなど、日々の食事にも変化をつけています。また、出産後の方にはお祝膳のご用意とティータイムのサービスがあります。
栄養・食事指導は、入院・外来・在宅・地域において様々な病気に応じて実施しています。飲み込みが上手くいかなくなった方には、料理方法もご説明いたします。
地域の方へは、個人相談を受けられる仕組みであったり、様々な河北健康教室も開催しておりますので、ぜひご利用ください。
科長からのメッセージ
私たちは、出来る限り多くの入院患者さんとお会いできるよう、ベッドサイド訪問を積極的におこなっています。入院中の食事説明をはじめ、食事内容や形態、食物アレルギーへの対応を確認させていただいたり、ご質問にお答えします。
また、栄養サポートチーム、褥瘡チーム、呼吸ケアチーム、緩和ケアチーム、その他各種チームと連携し、各病棟のカンファレンスにも参加して、患者さん一人ひとりの療養を、食事サービスと栄養ケアの両面から支えていきたいと思っています。
スタッフ紹介
武田 朝子
科長 | |
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管理栄養士 |
河北医療財団 TFT活動
TFT活動
河北医療財団では「食」に関わる問題への取り組みとして、TFT*に参加しています。
*TFTとは
TABLE FOR TWOの略で、開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組む、日本発の社会貢献運動です。
河北医療財団では2012年5月より、職員食堂の昼食メニューにTFT活動の「ヘルシーメニュー」を設けています。
財団施設(河北総合病院、介護老人保健施設シーダ・ウォーク、河北リハビリテーション病院)の職員食堂で、月に計7回程度、献立の1つとして用意しています。
「ヘルシーメニュー」の喫食で、1食あたり20円が、NPO法人TABLE FOR TWOをとおして開発途上国の子供たちの給食支援に充てられます。