HOME 診療科のご案内 産婦人科 更新日:2012.05.17 
社会医療法人 河北医療財団 河北総合病院
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当院産科では、初診に係る保険外併用療養費(選定療養)[3,150円]はかかりません。


 ドクターより当科のご案内
 イメージ−長阪恒樹ドクター 産婦人科主任部長 長阪恒樹
  • 1972年 東京大学医学部卒業
  • 日本産科婦人科学会専門医
  • 日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 日本婦人科腫瘍学会腫瘍専門医
  • 日本産科婦人科学会代議員、功労会員
  • 日本生殖外科学会評議員
  • 日本生殖医学会(日本不妊学会から改称)会員
  • 日本癌治療学会会員
  • 日本周産期・新生児学会会員
  • 元 金沢大学医学部産科婦人科臨床教授
  • 元 埼玉医科大学総合医療センター産婦人科客員教授
  • 元 東京大学医学部産科婦人科 講師
 Doctor Interview


Q 昨今産婦人科医師の数が少ない病院がメディアで取り上げられていますがこちらは如何でしょうか

A

常勤医師8名、全員 日本産科婦人科学会専門医で、そのうち4名は女性医師です。また、非常勤医師も4名(うち1名女性医師)おり、産婦人科診療を担当しています。夜間や祝祭日でも当直医師と待機医師の2名が診療にあたりますので、ご安心ください。(2012年5月現在)


Q 産婦人科というと妊婦さんのイメージがありますが、それ以外にどのような患者さんが多いですか

A 産婦人科という名称のためそう思われがちですが、私達は赤ちゃんからお年寄りまで女性にかかわるあらゆる病気を対象にしています。あらゆる年齢層に起こる内分泌異常、思春期から更年期までの月経異常、不妊症、子宮内膜症、子宮筋腫や卵巣嚢腫などの良性疾患、外陰癌・膣癌・子宮癌・卵巣癌などの悪性腫瘍、更年期障害、子宮下垂や子宮脱、尿失禁や頻尿などの女性泌尿器疾患、骨粗鬆症、帯下(おりもの)の異常、外陰部のかゆみ、性感染症などの患者さんも来られます。子宮癌検診、卵巣検診、ブライダルチェック、緊急避妊などで受診される方も多くみられます。また、妊婦さんは当然多く受診されますが、当院は総合病院のため合併症がある妊婦さんも各科と密接な連携をとりあって安全にケアしています。


Q このお仕事での大変な部分はどのような点ですか

A 産婦人科は昼も夜もなく忙しい科です。それまで元気だった方が急変することがありますし、妊婦さんの場合はお母さんと赤ちゃんの両方の健康状態を管理せねばならず、毎日気が抜けない状態が続きます。そのため産婦人科の医師は他科の医師より早死にするとも言われています。思えば家族と一緒にゆっくり食事をしたことも、旅行に行ったこともあまりありませんね…。


Q では、このお仕事での嬉しかったご経験をお聞かせください

A 長期間不妊で悩んでいた方が妊娠された時、苦しい分娩を乗り越えて赤ちゃんが誕生した時、癌患者さんが大変な治療を終えてお元気になられた時、これまで何が原因かわからず人知れず悩んでおられた方が適切な治療ですっかり良くなった時等々…数え上げればきりがありませんが、私達の医療で患者さんに幸せになっていただけることが私達の生きがいなのです。肉体的、精神的、そして家庭的にもかなりの負担がかかる仕事ですが、私は産婦人科を選んで良かったと思っています。また個人的なことですが、これまで家庭をずっと犠牲にして仕事をしてきたのに息子が医者になり、数ある科の中から「産婦人科」を選んでくれたことは本当に嬉しかったですね。

患者さんへのメッセージ
身体のことで困っていることがあれば、何でもご相談下さい。わかりやすくご説明させていただくように心がけています。ただ、電子カルテにまだ十分慣れず、外来では時間がかかってお待たせすることが多いことを申し訳なく思っています。早く慣れるよう、努力していきますので、宜しくお願い致します。
長阪恒樹ドクター



 ドクターより当科のご案内
 イメージ−細谷岩生ドクター 診療部長/産婦人科部長 細谷岩生
  • 1985年 東京大学医学部卒業
  • 日本産科婦人科学会専門医
  • 母体保護法指定医
  • 日本不妊学会会員
  • 日本受精着床学会会員
 Doctor Interview

女性の生涯にわたる健康維持をサポート
Q 産婦人科ならではの取り組みをお聞かせください。

A 分娩に臨み不安でいっぱいの妊婦さん。その気持ちを少しでもリラックスできるように、医師・助産師・看護師による声かけは勿論、ベッドやカーテンなどをぬくもり感のあるものにしたり、分娩室の天井を5月の青空や若葉が描かれたものにしたり、分娩室など、心地よい環境づくりも大切にしています。また産後は赤ちゃんの写真に分娩に立ち会った助産師のお祝いの言葉を添えたカードや、お赤飯に尾頭付きの食事でお祝いさせていただいたり、授乳・沐浴指導の時間には、栄養科職員の特製のお菓子と飲み物で楽しくリラックスして指導を受けて頂けるようにしています。また退院後も育児やマタニティブルーについてのアドバイスも随時行っています。


Q 分娩時にはどのようなことに気をつけていますか?

A 何と言っても母子ともに安全に分娩が終了することが最も大切なことなので、安全には十分気を配っています。赤ちゃんの元気がない状態でお誕生になる可能性がある場合は、小児科の先生にも立ち会って頂いています。むずかしいお産になると思われる場合には私が対応しています。


Q 高齢化社会に生きる女性に向けて、特に力を入れていることは?

A 女性の骨密度は卵巣機能が低下してくる40代より低下が始まり、個人差はありますが、平均的には50代半ばで骨量減少、60代半ばで骨粗しょう症となります。骨粗しょう症になり脊椎に圧迫骨折を起こすと、背中や腰が曲がってしまう可能性があります。日本女性の場合骨が減り始めてからなお30〜40年の生活がありますので、この期間を健康に過ごすために是非骨量にも関心を持って頂きたいと思います。50歳以上の女性には年に1回、骨密度の検査をおすすめしています。現在は骨吸収を抑え骨量を増加させる薬もありますので、予防や早めの対処が生涯健やかに生きていくために大切です。


Q 診療の際はどのようなことを大事にしていますか?

A 患者さんは不安な気持ちで病院に来られるわけで、どんな病気で、どんな治療法があり、どう経過していくかを知りたいはずです。私は医師になる前に両親を介護した経験から、患者の家族という立場で医師や看護師の対応を見てきました。その体験を生かし、患者さんの思いをしっかり受けとめて応えていくことを大切にした診療、満足度の高い診療を心がけています。


Q 他の科との連繋はいかがですか?

A 当院は他の病院と比べても各診療科の連繋がとても良い病院と思います。例えば糖尿病合併妊娠では内分泌代謝内科の先生と密接に連絡を取り、糖尿病の治療もしながら,妊娠経過を厳重にフォローして行きます。その他必要のある場合は、随時他科の先生方とよく相談しながら診療にあたっています。


Q 今後の展望についてお聞かせください。

A 若いスタッフの教育、メンバー各々の自己研鑽とチームワークによる高水準の診療・看護サービスの提供は勿論のこと、精神的なサポートも含めて、患者さんやご家族の方が「河北に来てよかった」と言っていただけるようなトータルで質の高い医療を提供して行くことを目指しております。

患者さんへのメッセージ
産婦人科の場合、受診するのにためらいがある方が多いものです。もう少し早く来ていただければという患者さんも時々いらっしゃいますので、産婦人科かなと少しでもご心配があれば遠慮なく受診してください(他科の疾患であれば当科よりご紹介致します)。また、高齢期を迎えると、クオリティオブライフ(人が人として尊厳を保ちよりよく生きること)の高さを保つためには健康がますます大切です。お顔のお手入れも大切にされるように、身体のお手入れもますます大切にしていただきたいと心から願っています。
細谷岩生


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