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産婦人科ならではの取り組みをお聞かせください。
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分娩に臨み不安でいっぱいの妊婦さん。その気持ちを少しでもリラックスできるように、医師・助産師・看護師による声かけは勿論、ベッドやカーテンなどをぬくもり感のあるものにしたり、分娩室の天井を5月の青空や若葉が描かれたものにしたり、分娩室など、心地よい環境づくりも大切にしています。また産後は赤ちゃんの写真に分娩に立ち会った助産師のお祝いの言葉を添えたカードや、お赤飯に尾頭付きの食事でお祝いさせていただいたり、授乳・沐浴指導の時間には、栄養科職員の特製のお菓子と飲み物で楽しくリラックスして指導を受けて頂けるようにしています。また退院後も育児やマタニティブルーについてのアドバイスも随時行っています。
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分娩時にはどのようなことに気をつけていますか?
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何と言っても母子ともに安全に分娩が終了することが最も大切なことなので、安全には十分気を配っています。赤ちゃんの元気がない状態でお誕生になる可能性がある場合は、小児科の先生にも立ち会って頂いています。むずかしいお産になると思われる場合には私が対応しています。
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高齢化社会に生きる女性に向けて、特に力を入れていることは?
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女性の骨密度は卵巣機能が低下してくる40代より低下が始まり、個人差はありますが、平均的には50代半ばで骨量減少、60代半ばで骨粗しょう症となります。骨粗しょう症になり脊椎に圧迫骨折を起こすと、背中や腰が曲がってしまう可能性があります。日本女性の場合骨が減り始めてからなお30〜40年の生活がありますので、この期間を健康に過ごすために是非骨量にも関心を持って頂きたいと思います。50歳以上の女性には年に1回、骨密度の検査をおすすめしています。現在は骨吸収を抑え骨量を増加させる薬もありますので、予防や早めの対処が生涯健やかに生きていくために大切です。
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診療の際はどのようなことを大事にしていますか?
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患者さんは不安な気持ちで病院に来られるわけで、どんな病気で、どんな治療法があり、どう経過していくかを知りたいはずです。私は医師になる前に両親を介護した経験から、患者の家族という立場で医師や看護師の対応を見てきました。その体験を生かし、患者さんの思いをしっかり受けとめて応えていくことを大切にした診療、満足度の高い診療を心がけています。
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他の科との連繋はいかがですか?
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当院は他の病院と比べても各診療科の連繋がとても良い病院と思います。例えば糖尿病合併妊娠では内分泌代謝内科の先生と密接に連絡を取り、糖尿病の治療もしながら,妊娠経過を厳重にフォローして行きます。その他必要のある場合は、随時他科の先生方とよく相談しながら診療にあたっています。
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今後の展望についてお聞かせください。
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若いスタッフの教育、メンバー各々の自己研鑽とチームワークによる高水準の診療・看護サービスの提供は勿論のこと、精神的なサポートも含めて、患者さんやご家族の方が「河北に来てよかった」と言っていただけるようなトータルで質の高い医療を提供して行くことを目指しております。
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産婦人科の場合、受診するのにためらいがある方が多いものです。もう少し早く来ていただければという患者さんも時々いらっしゃいますので、産婦人科かなと少しでもご心配があれば遠慮なく受診してください(他科の疾患であれば当科よりご紹介致します)。また、高齢期を迎えると、クオリティオブライフ(人が人として尊厳を保ちよりよく生きること)の高さを保つためには健康がますます大切です。お顔のお手入れも大切にされるように、身体のお手入れもますます大切にしていただきたいと心から願っています。
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