おうちに帰ろう(訪問看護・リハビリ導入編)

おうちに帰ろう
訪問看護・リハビリ導入編
自宅でリハビリして安心して生活する

糖尿病、脳梗塞を患い、自宅療養中の頑固一徹のケア蔵さん。
このところ、からだが思うように動かなくなり、ベッドで過ごす時間が長くなっています。お尻が痛いため、かかりつけ医の先生に診てもらったところ「床ずれ」であることが分かりました。また、トイレに一人で行くことも難しくなってきて、奥様の介護も大変になってきています。病気の管理も心配、不自由なからだで今後も自宅で生活できるのか、とても不安でいっぱいです。

自宅にて


ケア蔵さん:
わしゃ、まだまだ大丈夫じゃ!!絶対、施設なんか行かんぞ~!!

奥様:
そんなこと言っても、あなた。ひとりでトイレに行くのも大変になってきたじゃありませんか。床ずれは一度できると、なかなか治らないって聞きますし…。わたしに介護できる自信なんか、とても…。
そうだ!ケアマネジャーさんに相談してみましょう。

奥様はケアマネジャーさんに自宅まで来てもらい、この悩みを聞いてもらいました。

ケアマネージャー:
そうですか。
だんだん、トイレに行くのも大変になってきたし、今後の病気のことについても、通院が難しいでしょうし、ご心配なんですね。かかりつけ医の先生のご意見も聞いてからですが、「訪問看護」や「訪問リハビリ」というサービスを利用してみませんか?

奥様:それって、家に看護師さんやリハビリの人が来てくれるんですか?

ケアマネージャー:
そうなんです。在宅専門の河北訪問看護・リハビリステーション阿佐谷というところから、先生と連携をとって看護やリハビリをしてくれるんですよ。看護師さんは、床ずれの処置や病気に関する相談にものってくれますし、理学療法士というリハビリ専門職の人は動きやすい体づくりや、体に合った環境や福祉用具のアドバイスもしてくれるんですよ。

ケア蔵さん:
うん、それはいい!!さっそく、明日から始めてくれるよう頼んでくれ!

ケアマネージャー:
まずは、かかりつけ医の先生のご意見を聞いてからですね。次回の往診の時に一緒にうかがってみましょう。

その後、先生の判断もあり、訪問看護指示書を書いていただきました。ケアマネジャーとの調整もあり、看護師さんと理学療法士さんがケア蔵さんの自宅にうかがうことになりました。


奥様:
本当によかったわ。希望が見えてきましたね。あなた

ケア蔵さん:
これで、また、我が家で安心して生活ができるぞ~。
ただし、訪問してきても、気に入らん奴はお断りじゃぞ。
 

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