【多職種カンファレンス】2019.10.01「軽く考えていませんか？タバコの害　〜行動変容〜」

　今月は外来看護部からのプレゼンテーションでしたが、同時に今回の多職種カンファレンスは、地域の医療者を対象とした公開カンファレンスでした。外部から4名の参加者があり一緒に勉強できました。
　生活習慣病をはじめとする多くの慢性疾患の予防と治療には、健康のために悪いとされる行動を修正し、修正したものを維持しなければならないが、その際に必要とされるのが行動変容という概念です。今回のカンファレンスでは、喫煙の人体に与える害を再確認することと、喫煙習慣のある人をどのように行動変容に導くかについての学習会でした。簡単なことではありませんが、勉強会では様々なアプローチ方法がディスカッションされました。行動変容を継続的に支えるためには、患者さんの自己効力感を上げることと、継続した周囲のサポートが必要であることを学び合いました。外来や在宅の現場で患者さんやご家族の方に上手なアプローチができますように。