ピロリ菌外来
ピロリ菌外来について
Helicobacter pylori(ピロリ菌)は今では潰瘍や胃がんの原因になる細菌として有名で、WHOでも胃がんの元凶に指定されています。日本人では約5割が胃に保菌しており、特に年長者では割合が上昇します。また胃炎や潰瘍が見つかった人はさらに高い確率でピロリ菌を保菌しているため、検査の上、薬を飲んで追い出したほうが良いでしょう。1週間薬を飲むだけで簡単に除菌できますので、気になる方はまずはピロリ菌外来を受診してください。
ピロリ菌外来は、自費診療(健康保険適用外)となりますが、潰瘍や胃炎の診断を受けた人は保険適用が可能です。
料金
※下記の料金は自費診療(全額負担)の場合のもので、概算です。
診察料 | 初診料 | ¥3,200 |
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再診料 | ¥1,400 | |
検査料 | 迅速ウレアーゼ試験定性 | ¥2,300 |
ヘリコバクター・ピロリ抗体定性・半定量(IgG) | ¥3,000 | |
尿素呼気検査 | ¥5,500 | |
便中ヘリコバクター・ピロリ抗原抗体 | ¥3,200 | |
その他料金 | 処方箋料 | ¥800 |
除菌方法
ピロリ菌が陽性であった場合、飲み薬での除菌をおこないます。期間は一週間程度ですが、除菌が完了しない場合には2次、3次と治療が続く可能性があります。
副作用について
下痢や軟便など、副作用が起こる場合があります。しかしこれらは概ね数日でおさまります。ただし、ごく稀に発熱や強い腹痛、蕁麻疹などの症状が出る場合があります。この場合はアレルギー症状などの可能性があるため、再度の来院をお願いいたします。
ピロリ菌外来のご案内
診察日時: 金曜日 15:30~16:00
診察場所: 河北総合病院 分院 内科外来
担当医師: 五十嵐 裕章
お問合せ: 分院受付
お電話の場合03-3339-2121(代)で「分院受付に」とお伝えください。