腎臓内科
外来担当医表 | 問診表 | 症状・病名 |
診療内容 | 診療実績 | 部長メッセージ |
【動画】健康教室 | スタッフ紹介 | 学会発表 |
外来担当医表
河北総合病院(分院)
腎臓内科(予約診療)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 | |||||
根岸 康介 | ― | ― | 岡井 隆広 | 林 松彦 腎臓・総合内科 |
須藤 裕嗣 |
岡井 隆広 | ― | ― | ― | 岡井 隆広 | 宮沢 光太郎 |
午後 | |||||
銭谷 慕子◆ | 林 松彦 腎臓・総合内科 |
須藤 裕嗣 バスキュラーアクセス外来 |
横山 陽一 | 担当医◆ | ― |
岡井 隆広 | ― | 根岸 康介(第2・4) | ― | 岡井 隆広 | ― |
■:予約診療 ◆:女性医師
※他科を含めた病院全体の外来担当表はこちらをご覧ください
休診表
9月28日(土)午前 | 須藤 裕嗣 |
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9月28日(土)午前 | 宮沢 光太郎 |
10月11日(金)午後 | 青木 尚子 |
10月26日(土)午前 | 須藤 裕嗣 |
11月9日(土)午前 | 宮沢 光太郎 |
12月14日(土)午前 | 宮沢 光太郎 |
12月28日(土)午前 | 須藤 裕嗣 |
2025年1月25日(土)午前 | 須藤 裕嗣 |
2025年2月22日(土)午前 | 須藤 裕嗣 |
問診票
主な症状・病名
- 蛋白尿、血尿、浮腫、電解質異常(ナトリウムやカリウムの異常など)
- 腎炎、ネフローゼ症候群、高血圧、糖尿病や膠原病などにともなう腎障害、腎不全
- 多発性嚢胞腎(のうほうじん)
主な診療内容
- 蛋白尿、血尿、浮腫、高血圧、電解質異常などの診断と治療
- IgA腎症に対する扁桃腺摘出+ステロイドパルス療法
- 多発性のう胞腎(ADPKD)に対するトルバプタン療法
- 膠原病や糖尿病など、全身性疾患に伴う腎障害の診断・治療
- 慢性腎臓病治療(薬物療法、栄養指導など)
- 末期腎不全の患者さんに対する血液透析、あるいは腹膜透析の導入
- 維持透析の患者さんの合併症の診断と治療
- 各種のアフェレーシス療法(血漿交換療法など)
- 常染色体優性多発性嚢胞腎(ADPKD)に対するトルバプタン治療
- 外来診療は、河北総合病院分院内科(1階)でおこなっています。入院診療は、主に河北総合病院分院2階病棟でおこなっております。入院の患者さんの透析、アフェレーシス療法は、主に河北総合病院分院地下1階院内透析室でおこない、外来の患者さんの血液透析やアフェレーシス療法は、すぐ近くの河北透析クリニックでおこないます。
- 学会の診療ガイドラインなどの標準的な診療内容を提示し、常に患者さんとの対話を大切にしながら診療しております。
- 他の診療科医師、看護師、管理栄養士、リハビリ科や医療相談室などと連携し、集学的かつ全人的医療を実践しています。
- 河北総合病院救急外来や河北透析クリニックと連携し、スムーズな透析を含む入院診療をおこなっています。
- 慢性腎臓病の患者さんに対して、近隣の診療所、病院と連携し、手帳を用いた協働診療をおこなっています。日常の診療や処方はかかりつけの先生にお願いし、数ヶ月に一度、河北総合病院腎臓専門医が診させていただく方法です。現在近隣の100以上の医療機関と、400名を超える患者さんが利用されています。
- 年に2~3回、院内・院外で患者さん向けの勉強会「河北じんぞう病教室」を定期的に開催しております。
診療実績・統計
2023年度CKD地域連携パス
診療所の先生方とCKD手帳を使い、情報交換をしながら協働で患者さんの診療をおこなっております。
診療所 | 106施設 |
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病院 | 7病院 |
協働医師 | 147名 |
患者 | 479人 |
心血管系疾患新規発見率 | 3.8/100人・年 |
年度別診療実績数
持続的血液濾過、血漿交換、エンドトキシン吸着、各種吸着療法など
実績(件) | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
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腎生検 | 28 | 32 | 32 |
経皮的血管形成術 | 107 | 100 | 122 |
バスキュラーアクセス関連手術 | 69 | 98 | 88 |
新規透析導入 血液透析/腹膜透析 |
54/3 | 47/1 | 61/0 |
年度別血液浄化数
実績(回) | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
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持続腎代替療法 | 97 | 35 | 122 |
血漿交換 | 36 | 13 | 34 |
エンドトキシン吸着 | 2 | 1 | 0 |
白血球・顆粒球除去法 | 25 | 33 | 23 |
LDLアフェレーシス | 8 | 0 | 12 |
吸着式血液浄化(レオカーナ) | 21 | 13 | 5 |
腹水濾過濃縮再静注 | 14 | 20 | 25 |
免疫吸着(IAPP) | – | 5 | 0 |
部長からのメッセージ
腎臓病はほとんど自覚症状がないのが特徴です。そのため蛋白尿が出ていても、腎機能が少し悪くとも、症状がないので通院しなくなる患者さんもおられます。しかし気がついたときには手遅れで、透析しなければいけないというケースは避けなければなりません。そういった意味からも、初期からの薬物治療(血圧管理、蛋白尿を減らす治療など)、食事療法、生活指導と、患者さん自身が積極的に治療に参加していただくことが重要です。杉並区の腎臓病の基幹病院として、地域でお住まいの患者さんのために、貢献していきたいと考えております。
動画で見る web河北健康教室
スタッフ紹介
岡井 隆広
健康生活支援統括センター長、河北総合病院院長補佐、腎・リウマチ膠原病・血液センター長、腎臓内科主任部長、入退院・地域情報センター部長 | |
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旭川医科大学卒 | |
日本内科学会総合内科専門医・指導医 日本腎臓学会腎臓専門医・指導医 日本透析医学会透析専門医・指導医 日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医・評議員 日本リウマチ財団登録医 ICD制度協議会認定インフェクションコントロールドクター 身体障害者福祉法第15条指定医(腎臓、肢体) 難病指定医 |
林 松彦
臨床教育・研修部長 | |
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慶應義塾大学卒 | |
日本内科学会総合内科専門医・指導医 日本腎臓学会腎臓専門医・指導医 日本透析医学会透析専門医・指導医 日本プライマリ・ケア連合学会プライマリ・ケア認定医・指導医 労働衛生コンサルタント 介護支援専門員 難病指定医 |
根岸 康介
腎臓内科部長 | |
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山梨医科大学卒 | |
日本内科学会総合内科専門医 日本腎臓学会腎臓専門医・指導医 日本透析医学会透析専門医・指導医 身体障害者福祉法第15条指定医(腎臓) 難病指定医 |
須藤(すとう) 裕嗣
河北総合病院 分院副院長、腎臓内科主任医長 |
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弘前大学卒 |
日本内科学会総合内科専門医 日本腎臓学会腎臓専門医 日本透析医学会透析専門医 身体障害者福祉法第15条指定医(腎臓) 難病指定医 |
銭谷 慕子
腎臓内科医長 |
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東京医科歯科大学卒 |
日本内科学会総合内科専門医 日本腎臓学会腎臓専門医・指導医 日本透析医学会透析専門医・指導医 身体障害者福祉法第15条指定医(腎臓) 難病指定医 |
横山 陽一
腎臓内科医師 |
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金沢医科大学卒 |
日本内科学会認定内科医 日本糖尿病学会糖尿病専門医 |
宮沢 光太郎
腎臓内科医師 | |
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東京医科大学卒 | |
日本内科学会内科専門医 |
鈴木 美里亜
腎臓内科医師 | |
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琉球大学 | |
日本内科学会総合内科専門医 |
学会発表
学会 | 題名 | 医師 |
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第67回日本リウマチ学会総会・学術集会(2023.4) | 当院におけるDifficult-to-treat RA(D2TRA)患者の特徴 | 松本拓実、岡井隆広 |
第686回日本内科学会関東地方会(2023.5) | 活性型ビタミンD3製剤、酸化マグネシウム製剤内服により、ミルクアルカリ症候群と急性腎障害を来した症例の検討 | 種村光、横山陽一、鳴海茜、岩淵晟英、銭谷慕子、須藤裕嗣、根岸康介、岡井隆広、林 松彦 |
第68回日本透析医学会学術集会・総会(2023.6) | 当院で経験した超高齢者のANCA関連血管炎の背景、予後についての検討 | 岩淵晟英、根岸康介、宮沢光太郎、横山陽一、銭谷慕子、須藤裕嗣、岡井隆広、林松彦 |
第68回日本透析医学会学術集会・総会(2023.6) | 血液透析患者におけるデノスマブの有効性に影響を与える要因の検討 | 宮沢光太郎、横山陽一、銭谷慕子、須藤裕嗣、青木尚子、根岸康介、岡井隆広、林松彦 |
第53回日本腎臓学会東部学術集会(2023.9) | 特発性多中心性 Castleman 病を合併し,急性発症のステロイド感受性ネフローゼを呈した糖尿病性腎症の一例 | 銭谷慕子、池井浩之、宮沢光太郎、横山陽一、須藤裕嗣、根岸康介、林松彦、岡井隆広、松本拓実、浅妻直樹、大出手慶、町並陸生、本田一穂、正木康史 |
第53回日本腎臓学会東部学術集会(2023.9) | 吸収不良症候群に伴うビタミンD欠乏性骨軟化症による高度低カルシウム、低リン血症の一例 | 宮沢光太郎、池井浩之、横山陽一、銭谷慕子、青木尚子、須藤裕嗣、根岸康介、岡井隆広、林松彦 |
第33回日本リウマチ学会関東支部学術集会(2023.12) | トシリズマブ投与中の関節リウマチ患者に発生した古典的ホジキンリンパ腫型リンパ増殖性疾患の一例 | 秋山優弥、松本拓実、岡井隆広 |
第693回日本内科学会関東地方会(2024.2) | 急性腎障害を来したビグアナイド系糖尿病薬内服患者が乳酸アシドーシスとなり、集中治療により救命した1例 | 小倉司、宮沢光太郎、横山陽一、銭谷慕子、須藤裕嗣、根岸康介、岡井隆広、林松彦 |
学会 | 題名 | 医師 |
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第67回日本透析医学会学術集会・総会 | 肺保護管理と頻回の透析施行により良好な転帰をたどった維持透析患者の重症COVID‐19の一例 | 鈴木茂利雄、小幡亜紀、須藤裕嗣、銭谷慕子、鈴切恒平、青木尚子、林松彦、岡井隆広、根岸康介 |
第67回日本透析医学会学術集会・総会 | 当院でのCOVID‐19クラスター発生時の院内透析感染対策 | 根岸康介、横山陽一、鈴切恒平、銭谷慕子、須藤裕嗣、青木尚子、鈴木茂利雄、小幡亜紀、田中光生、松島茂嘉、林松彦、岡井隆広 |
第67回日本透析医学会学術集会・総会 | 敗血症性ショックにおけるExtended PMX-DHPの循環動態および予後への影響 | 横山陽一、鈴切恒平、銭谷慕子、須藤裕嗣、青木尚子、鈴木茂利雄、小幡亜紀、林松彦、岡井隆広 |
日本内科学会第680回関東地方会 | 当院におけるCOVID19感染対策について | 栗崎雅史、岡井隆広、五十嵐裕章 |
第52回日本腎臓学会東部学術集会 | ネフローゼ症候群において膜性腎症が巣状硬化性糸球体腎炎様病変を呈した一例 | 池井浩之、須藤裕嗣、宮沢光太郎、横山陽一、銭谷慕子、根岸康介、林松彦、岡井隆広 |
日本内科学会第681回関東地方会 | 腹腔内遊離ガスを伴った気腫性膀胱炎の一例 | 三上朝賀、宮沢光太郎、横山陽一、銭谷慕子、根岸康介、岡井隆広、林松彦 |
日本内科学会第682回関東地方会 | SGLT-2阻害剤内服中に両側腎盂腎炎を発症し、感染コントロールに難渋した一例 | 中川元、銭谷慕子、須藤裕嗣、根岸康介、岡井隆広、林松彦 |
日本内科学会第685回関東地方会 | 急性腎障害とともに脳梗塞、脳膿瘍、細菌性眼内炎を生じた感染性心内膜炎の1例 | 三守賢、宮沢光太郎、横山陽一、銭谷慕子、須藤裕嗣、根岸康介、岡井隆広、林松彦 |