災害対策
当院は日本透析医会、東京都区部災害時透析医療ネットワーク杉並区の幹事施設です。災害時に対応できるよう、杉並区の透析施設との連携を心がけ、院内設備、スタッフ教育をおこなっております。
患者さんへ
- 災害伝言ダイヤル訓練を毎月1日、平日におこなっております。災害時は、災害用伝言ダイヤル(171)へ電話をしてください。
- 緊急時には「透析情報カード」が役立ちます。毎回透析ごとに、ドライウェイトとアレルギー情報が更新されます。常に携帯してください。
- 当院における災害時の対応方法(災害対策マニュアル)をお配りしております。ご確認をお願いします。
- 透析医会の患者用防災マニュアルをお配りしております。ご確認の上、防災グッズに入れておきましょう。
災害時の対応方法(災害対策マニュアル)
災害対策で重要なのは「自分の命は自分で守る」という《自助》の意識と行動といわれています。
透析情報カード
- 災害時や緊急時、他院で透析を受ける際に必要です。
- 常に携帯し、必要なときはいつでも提示できるようにしましょう。
- ドライウエイト、薬剤アレルギーは、ご自身でも把握しておきましょう。
透析中に災害が起きた時の対応
- 針が抜けないよう血液回路(チューブ)をしっかり握り、ベッドにつかまり振り落とされないようにしましょう。
- 布団をかぶって落下物から身を守ってください。
- 透析中止および避難の指示がでたら、スタッフの指示に従って避難を開始します。
- 緊急で避難が必要な場合には、スタッフがキャップ法により透析離脱ができるようにします。
(返血できるかどうかはその時の状況によります) - 避難時にはケガをしないよう履物を履いてください。
- 火災が発生している場合にはタオルで鼻と口を多い、低い姿勢で避難しましょう。
(タオルはいつも枕に敷いておいてください) - 自力で動ける患者さんは、体の不自由な患者さんの手助けをお願いします。
- 避難場所は「杉並第一小学校」、次に「神明宮」です。スタッフの誘導に従ってください。
- 帰宅の指示がでるまで、避難場所で待機してください。
キャップ法よる透析離脱
避難場所
①杉並第一小学校 ②神明宮
河北透析クリニックから避難するときはスタッフの誘導に従ってください。
透析を受けていない時に災害が起きた場合の連絡方法
河北透析クリニックへ連絡をしてください。電話:03-3336-2500
- 自分の状況を報告
- 河北透析クリニックで透析が可能かどうかを確認
河北透析クリニックにつながらない時
災害伝言ダイヤル(録音) | 自分の状況を録音 171-1-自分の電話番号を市外局番からダイヤル |
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災害伝言ダイヤル(再生) | 河北透析クリニックの情報を確認 171-2-03-3336-2500 |
透析が可能かどうか確認できない時
以下のいずれかに連絡をとり、透析が必要であることを自ら伝えましょう。
- 保健所
- 市区町村防災担当窓口
- 災害拠点病院
- 避難所の医療スタッフ
- 災害時の透析医療ネットワークのホームページ
東京都透析医会 Tokyo DIEMAS
東京都区部災害時透析医療ネットワーク
三多摩腎疾患治療医会災害時ネットワーク
日本透析医会災害時情報ネットワーク
緊急持ち出しチェックリスト
( )透析情報カード(ドライウエイトやアレルギー歴は都度更新されています)
( )常備薬(3~7日分程度)・お薬手帳
( )インスリン・血糖測定用のキット・ブドウ糖(使用中の方のみ)
( )止血バンド 絆創膏
( )身体障害者手帳(コピー)
( )特定疾病療養証(コピー)
( )保険証
( )防災グッズ(各自準備)
主要連絡先一覧
- 河北透析クリニック 03-3336-2500
- 河北総合病院 03-3339-2121
- 災害拠点病院(杉並区)荻窪病院 03-3399-1101
- 杉並保健所 03-3391-1355
河北透析クリニックが被災した時に備え、代わりの透析施設を把握しておきましょう
医療機関名 | 電話番号 | |
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自宅周辺 | ||
親戚・知人宅 | ||
職場周辺 | ||
その他 |
災害時活動マニュアル ~透析患者さん用~
以下のサイトから閲覧、ダウンロード可能です。紙面でご希望の方はスタッフへお声かけください。
東京都福祉保健局