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新人広報と学ぶ「腎臓内科」

広報課の新人が、創立92年の歴史ある河北医療財団や、杉並区のプチ情報などをご案内いたします。
 
こんにちは!2020年度中途入社の新人広報 阿佐美です。
今日は、腎臓内科について学んだことをご紹介します。

河北総合病院の腎臓内科は、8名の優しい先生たちが診療をおこなっています。主に診察をおこなっている病名は、尿にタンパクや血が混じる腎炎やネフローゼ症候群、腎不全など。他には、高血圧、浮腫(むくみ)、電解質異常、多発性のう胞腎、糖尿病や膠原病など全身の病気に合併する腎障害などの患者さんの診察をおこなっています。学会や診療ガイドラインなどの標準的な診療内容を提示し、常に患者さんとの対話を大切にしながら診療し、河北透析クリニックや地域の診療所、病院と連携を図り、CKD手帳を用いた協働診療をおこなっています。
 

CKD手帳を知っていますか?

慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease)は通称CKDといいます。CKD手帳とは、CKD患者さんの体重、血圧、血液・尿検査の数値、服用している薬を記入し、管理する手帳です。このCKD手帳を使用することで、例えば、検査をおこなっていないがお薬を処方してもらっているクリニックの先生に検査ができる総合病院でおこなった検査結果やどんな薬を処方されているかなどの情報共有がかかりつけ医同士でおこなえることで連携を図り、より患者さんに寄り添った診療をすることができます。
腎不全の症候が現れた方へ腎不全について説明をする際に当院 腎臓内科医師より下記の冊子をご提供しております。

参考:腎不全とその治療法(NPO法人 腎臓サポート協会)、腎不全 治療選択とその実際(関西メディカル病院)、CKD手帳

 
かかりつけ医同士で連携を取ってもらえると、自分が説明を忘れてしまうことも防げるかもしれませんね☆
 

腎臓マスターになってみませんか?

まず、みなさんは腎臓がどこにあるか知っていますか?腎臓は体の背中側にあり、大きさは成人男性の拳くらいのサイズです。左右に2個あり、120グラムほどの重さがあります。

腎臓の働きは、大きく分けて下記の2つがあります。

◎尿を作ります
尿を作るには、余分な水を捨て、不必要な体の老廃物(毒素)を捨てるなどの作業をおこないます。この活動をすることで、体の環境を一定に保つ働きをしています。

◎ホルモンを作ります
どんなホルモンを作るかというと赤血球を作るホルモン、骨を丈夫にするホルモン、血圧を調節するホルモンです。

腎臓から骨を丈夫にするホルモンを作っているのは知らなかった!骨を丈夫にするには腎臓を大切にすることが重要なのか!
 

隠れた流行病をご存知ですか?

慢性腎臓病は隠れた流行病といわれています。初期の症状は、高血圧、貧血、骨が弱くなる、浮腫みが出るなどがありますが、症状が出にくいため、気が付かない内に患っていることもあり、放置をしてしまうと重症になってしまう病気です日本人(成人)の8人に1人は慢性腎臓病といわれています(参考:CKD診療ガイド2012年)。慢性腎臓病が悪化してしまうと、透析をおこなわなければいけなくなってしまいます。

いつの間にか重症になっているなんて…。
 

自分の腎臓を守りましょう

慢性腎臓病にならないように、日常生活で注意する方法をご紹介します。

◎適度な運動をしましょう
毎日30分以上を目標に有酸素運動をしましょう。ただし、心血管疾患のない方に限ります。個人差がございますので、医師にご確認をお願いいたします。

◎禁煙をしましょう

◎お酒は飲み過ぎないようにしましょう

有酸素運動が効果的なのね。趣味のヨガを活かして腎臓を守っていきます!
 

自分の腎臓を知るには?

◎採血
クレアチニン(Cr)の値を調べます。
◎eGFR(推算糸球体ろ過量)
クレアチニン、年齢、性別から計算し、現在残っている腎臓の働ける能力を出します。
◎尿検査
◎画像検査
超音波検査、CT検査、MRI検査など
 

心配な方はかかりつけ医に相談してみましょう

慢性腎臓病は現在、日本だけではなく世界中で拡大している病気です。原因は、生活習慣病が深く関係しているのではないかといわれています。腎臓が悲鳴を上げる前に自分の生活習慣を見直してみるのはいかがでしょうか?慢性腎臓病の初期症状が一つでも当てはまる方は1度近隣のクリニックやかかりつけ医にご相談してみてはいかがでしょうか?
 

【腎臓内科】ページはこちら
■診察内容:慢性腎臓病保存期の治療/末期腎不全に対するスムーズな透析導入(血液・腹膜透析対応可)/糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、糖尿病や膠原病など全身性疾患に伴う腎障害、急性腎障害、維持透析中の合併症の診断・治療/高血圧症、電解質異常、浮腫の精査、治療/急性血液浄化法、各種アフェレーシス療法、IgA腎症扁摘パルス療法、多発性嚢胞腎(ADPKD)に対するトルプタン療法/バスキュラーアクセスの作成(手術・カテーテル治療)
■特色:腎疾患診療基幹病院として、年に5~6回程度、地域の先生方を対象に腎疾患を中心としたテーマにて、研究会や病身連携会を開催/一般向け公開講座(年2~3回)
■医師数:常勤7名・非常勤1名
■主要機器・整備:血液透析および血液濾過透析用監視装置/血液浄化用装置/逆浸透精製水製造装置/シャント血管用超音波

 
※本記事は、社会医療法人 河北医療財団 広報課の企画編集により制作し、医師など医療従事者の監修を経た上で掲載しています。
※本記事は診療科に関する情報の提供を目的としているものであり、診療・治療行為を目的としたものではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当財団は責任を負いかねます。
※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。また、記事の内容はすべての医療機関に共通するとは限りません。予めご了承ください。

 

2020.7.30

 

阿佐美

プロフィール
広報課に2020年中途入社。前職はITベンチャーの企画など。医療業界の知識はミジンコレベル。28才肉体のガタが気になるお年頃。趣味は舞台鑑賞・食べること・ヨガ。

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