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新人広報と学ぶ「婦人科~自分の月経(生理)の悩みを解決しましょう~」

広報課の新人が、創立92周年の歴史ある河北医療財団や、杉並区のプチ情報をご案内いたします。
 
こんにちは!2020年度中途入社の新人広報 阿佐美です。
女性のみなさん、毎月くる生理ってつらいですよね。私もです。悩んでいる方も多いのではないのでしょうか。そして男性のみなさん!女性も働く社会になり、身近に女性スタッフも増えたと思います。職場の方、家族、お子さまが生理でつらそうにしていたら、つらいんだということを理解してあげるだけでも、お互いの関係が良好に保てると思いますよ!
というわけで今回は、女性だけじゃなく男性にも見てほしい、月経(生理)のお話です。

 

婦人科外来ってどんな科?

当院の婦人科には、8人の先生が勤務しています。婦人科は、月経の痛みが強い、きちんと月経がこないなどの悩み、女性器系の疾患、思わぬ妊娠、妊娠を希望していても妊娠が難しいなど様々な悩みを抱えた方の悩みを解決する科です。女性のライフサイクルに寄り添って健康課題を一緒に解決していくことができます。

ライフサイクルっていろいろなことがありますよね。キャリア磨き、自分磨き、結婚、出産、子育て、家事などなど。色々なことに頑張っているからこそ、解決できる悩みは解決していきたいですよね。
 

月経困難症

月経は約1ヶ月に1回、3日~7日間出血が続き、生理が起こる直前か開始日に個人差はありますが、腹痛、下腹痛、頭痛、気持ちが悪いなどの症状がみられます。痛みが強い人、痛みに弱い人、大人になるにつれて痛みが強くなる人など様々なケースがありますが、月経痛の原因は、子宮内膜で作られるホルモンの影響、子宮内膜症や子宮筋腫などの子宮・卵巣による病気やストレス、月経に対する不安・緊張などの精神的な要因などがあります。精神的な要因が原因の場合には、ストレスを避ける、気分転換の時間を持つ、ヨガなどの運動ストレッチをおこなうことや月経の仕組みを知り、月経に対する恐怖心を軽くするなどの工夫をすることで痛みが和らぐこともあります。また、子宮内膜症は、痛み止め、ピル、ホルモン剤、漢方薬などを使用することによって症状が和らぐこともあります。我慢せず、産婦人科医に相談し、自分の月経について知る事で痛みや症状を緩和する方法を見つけることが大切です。

十人十色とよくいいますが、生理痛も人それぞれいろいろな症状があって、生活に支障がでるのは辛いですよね。私はヨガが趣味なので、ストレスを感じるときはヨガに集中することにしよう♪
 

月経不順

正常な月経は、25日~38日の周期(月経が開始した日から次の月経が開始する前日までを指す)で、出血する期間は3日~7日間といわれています。月経不順の原因には、周期の異常と出血期間の異常があります。女性ホルモンのバランスが乱れて起こることが多く、子宮内膜症や子宮筋腫や子宮がんなどの病気が原因ということもあります。正常な期間で月経がこないことが続くようでしたら、産婦人科医にご相談ください。

ストレスや食事などでホルモンのバランスが崩れやすいってよく聞くけど、ホルモンのせいで生理がこなくなってしまうのは不安になりますよね。
 

PMS(月経前症候群)

女性は月経の3日~10日前に、精神的または身体的に独特の症状がでることが多く、これをPMS(月経前症候群)といいます。精神的症状には、いら立ち、怒り、眠気、不安、落ち込み、集中力が続かないなどがあり、身体的には、腹痛、胸の張り、腰痛、頭痛、むくみなどがあります。PMSも様々なケースがあり、感情のコントロールが効かなくなる方や仕事ができない、学校に行けないなど症状が軽いものから重症のものまで様々です。「生理だから…」という理由で学校の先生や職場の上司など他人に相談することを躊躇してしまいがちですが、このような悩みも産婦人科医に相談し、症状が軽くなる場合もあります。

とは言え、なかなか「生理だから大目に見てください」なんていえませんよね。生理休暇のある会社もありますが、自分から「生理なんです」と伝えることは恥ずかしいです。低用量ピルを服用すると良いと聞いたことがありますが、ピルと聞くと避妊薬のイメージがあるけど、低用量ピルってどんな薬なのかな?
 

低用量ピルってどんな効果があるの?

低用量ピルとは卵巣ホルモンの2種類が配合されている経口避妊薬です。この2種類のホルモンが入ることで本来の卵巣の機能が休止して排卵が起こらなくなるので避妊効果があります。しかし、ピルには避妊効果だけでなく、月経の出血量が減って月経痛が緩和されたり、月経前症候群の症状の緩和やにきび・多毛症の改善効果もみられます。子宮内膜症の抑制効果も期待されています。長期的には卵巣がん、子宮体がん、大腸がんの発症を抑制するメリットもあるといわれています。
ピルの服用をやめれば排卵が戻り、妊娠することが可能になります。最近は月経を毎月ではなく3~4ヶ月に1度にするタイプのピルも出てきています。上手にピルを利用して毎月悩まなくてはいけない月経症状をコントロールできれば見違えるほど生活・活動のパフォーマンスが上がると思います。

低用量ピルの効果がこんなにたくさんあるなんて驚きですね。もし副作用が心配になったら、受診のときに聞いて自分にあった低用量ピルを探すことが重要ですね!大腸がんの発症も制御してくれるなんてすごい!
 

河北総合病院 婦人科で解決できること!

当院婦人科では、大きく分けて3つの外来をおこなっています。

◎一般外来(月経困難症、月経不順、月経前症候群など)
一般外来では、幅広く婦人科の病気を診察しますが、月経量が多い、痛みが強い、毎月きちんと月経がこない、月経の予定の1~2週間前からイライラしたり落ち込みやすくなるなど様々な月経の悩みについても診察・相談をおこなっています。

◎漢方・更年期外来
月経が毎月きちんと来ない、頭痛、冷え性、肩こりなどの症状や40代以降の様々な更年期症状に合わせて副作用が少ない漢方薬で治療をおこなっていきます。更年期症状や骨量低下に対しては、ホルモン補充治療を取り入れることもあります。通常初診でもご相談可能ですが、漢方専門外来の初診は、木曜日のみとなっています。

◎生殖・内分泌外来
定期的な性生活を6か月から1年おこなっても妊娠の兆しがみられない場合、不妊検査をおすすめします。自然な形でのタイミング法、人工授精などをおこない、妊娠のお手伝いをします。まずは、初診・一般外来へご相談を。

◎その他
ブライダルチェックや子宮鏡検査などもおこなえます。
こちらもまずは、初診・一般外来へご相談を。


引用・参考:女と男のディクショナリー HUMAN+ 日本産科婦人科学会編著

 

【産婦人科】ページはこちら
■診察内容:女性のライフステージに合わせた検査・治療/子宮鏡検査:直径3.8mmの細径ファイバースコープを用いて子宮内の細かな病変を診断/子宮筋腫(粘膜下筋腫)、子宮内膜ポリープ、子宮奇形など/ブライダルチェック:妊娠前に母子ともにリスクのある感染症や子宮がん検査などを検査/(HBs抗原、梅毒、HIV抗体、クラミジア抗体、AMH、HPVハイリスク検査など)
■特色:腹腔鏡下手術:卵巣嚢腫、子宮筋腫/子宮鏡下手術:粘膜下子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮内癒着、中隔子宮など/子宮頸部円錐切除、子宮頸部レーザー蒸散術:CIN2-3/子宮脱手術:腟式手術/日本女性医学学会女性ヘルスケア専門・指導医1名子同室可能
■医師数:常勤6名、非常勤3名

 
※本記事は、社会医療法人 河北医療財団 広報課の企画編集により制作し、医師など医療従事者の監修を経た上で掲載しています。
※本記事は診療科に関する情報の提供を目的としているものであり、診療・治療行為を目的としたものではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当財団は責任を負いかねます。
※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。また、記事の内容はすべての医療機関に共通するとは限りません。予めご了承ください。

 

2020.11.4

 

阿佐美

プロフィール
広報課に2020年中途入社。前職はITベンチャーの企画など。医療業界の知識はミジンコレベル。28才肉体のガタが気になるお年頃。趣味は舞台鑑賞・食べること・ヨガ。

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