お風呂のご紹介

お風呂のご紹介

こんにちは、介護福祉士の高木です。
入浴は、清潔な状態を保つためにとても大切です。新陳代謝を促進させて健康的な体を維持するだけでなく、特定の疾患を持つ方には症状を悪化させないという抑止の効果もあります。また、皮膚を観察できますので、異常があれば早期に見つけることもできます。しかしお体の状態によっては一人での入浴が難しい方もいらっしゃいますし、また転倒の危険もあります。
というわけで、今回は当施設のお風呂について、ご紹介します。
 

シーダ・ウォークでの入浴

入浴時には、必ず2名の介護スタッフがつきます。ただし毎日入浴いただけるわけではなく、ロングステイの方なら週に2回、ショートステイの方は4泊までのご利用で1回、5泊以上のご利用なら週に2回となります。
 

シーダ・ウォークの浴槽:セラピストの検討入浴にあたっては、ご利用者さんごと、セラピストが浴槽内での座り方・起き上がり方、ケガの箇所や全身に負荷がかからない方法を確認します。疾患や既往歴も考慮し、入浴時間や方法も全職種で検討します。もちろん入浴前には、バイタルなどの健康状態のチェックも欠かしません。また、湯量も座った高さに合わせて調整するなど、お一人おひとりに寄り添った介助を心がけています。
 

一方で、洗髪、洗身、タオルで体を拭く、衣服の着脱など、ご本人で可能な部分につきましては、リハビリテーションの一環として可能な限りご自身でおこなっていただきます。その場合でも、必ずスタッフがサポートに付きますのでご安心ください。
 

色々な浴槽

施設内には、個浴・リフト浴・機械浴・チェアインバスという4種類の浴槽があり、各フロアに種類の異なる2種類が配置されています。どの浴槽にするかは、セラピストがご利用者さんの動作を評価し、適切なものを選択します。お体の状態によっては、シャワー浴、足浴、清拭なども検討します。
※清拭:ベッド上で専用の浴剤を使用し、全身を拭きます。
 

個浴

シーダ・ウォークの浴槽:個浴大きな手すりなどが設置されたお風呂です。立ち座りや入浴などの動作時は、スタッフがサポートします。また、ご利用者さんの状態にあわせ、浴槽台やすべり止めマットも配置します。浴槽台は、浴槽の出入りだけでなく、入浴中の椅子がわりとして浴槽内に置くこともあります。
 

リフト浴

シーダ・ウォークの浴槽:リフト浴リフトを使い、座ったまま浴槽に入る事ができます。座位を保てる方であれば、どなたでもご利用いただけます。浴槽の縁をまたぐ必要がありませんので、転倒の心配なくご入浴いただけます。
 

機械浴

シーダ・ウォークの浴槽:機械浴ストレッチャーを使用し、横になったまま浴槽に入っていただけます。ベッドからストレッチャーへの移乗には、2人以上のスタッフが介助に付きます。横になった状態で洗髪・洗身のお手伝いをし、そのまま浴槽へお入りいただけます。入浴時は、水平の状態からビーチチェアのような形状に変化します。その際は安全を考慮し、姿勢保持のための安全ベルトを着用します。
 

チェアインバス

シーダ・ウォークの浴槽:チェアインバス椅子に座ったまま使用できる浴槽です。座ったまま入浴できるという点ではリフト浴と同じですが、こちらは椅子自体が浴槽の一部になっています。お湯は内部のタンクに貯めているため、30秒程度で浴槽は満たされます。なお、貯めているお湯には医療品やプールでも使用されているピューラックスを加えていますので、衛生面での心配はいりません。
 

シーダ・ウォークの浴槽:チェアインバスの機能ちなみにチェアインバス、足の部分にジェットバス機能がついており、むくみなどのある方には非常に好評です。また肩周辺には掛け湯のようにシャワーが出る仕組みになっており、チェアインバスを使われた方は皆さん喜ばれます。
 

入浴についての疑問・質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
 
 
 


2022年6月9日 カテゴリー(介護老人保健施設 シーダ・ウォーク): ブログ