クリスマスツリー制作

クリスマスツリー制作

 
デイケアの谷山です。

青梅街道の並木も寒風のたびに葉が落ちて、本格的な冬を感じます。昔は師が走るほど忙しいから師走だなんていわれていましたが、12月のメインイベントといえばクリスマスですよね。

というわけで、クリスマスの装飾を作ることになりました。定番はやはり「クリスマスツリー」です。ご利用者さんに楽しんでいただけるよう、楽しく作れて、かつ見栄えも良く、そして定番だからこそ他とは違う「立体的なデザイン」をめざして制作しました。

はじめにご利用者さんの中から「手作業」を希望する方を募り、みんなで相談しながら作業を進めます。メインとなるツリーは、三角形の箱型をたくさん積み上げて作ります。箱の模様は、ご利用者さんがそれぞれに考えて紙を選びました。「この模様が可愛いわ、あれも可愛いわ」と、数ある折り紙や包装紙の中から気に入ったものを選んで貼り付けます。「ある程度の色数に絞らないと統一感がでないわね」と、出来上がりまで想像しながら、丁寧に箱を作ってくださいました。

三角形の箱を全て上向きに並べると、その隙間には下向き三角形の空間ができます。そこにはオーナメントを配置する事で、よりクリスマスツリー感を際立たせました。オーナメントの一つであるブーツは、型に毛糸を巻き付けて作りました。「緩まないように巻くのは意外と難しいのよ」と、カーブに苦戦しながらも皆さん作業に集中されていました。

背景には、みんなで話し合って雪の結晶を貼り付けることにしました。もちろん、ハサミを使って一つひとつ丁寧に切り抜いていきます。「細かくて大変だわ」と苦戦しながらも、器用に紙とはさみを動かして、たくさんの結晶を作ってくださいました。

そしてついに完成です。

藍色に塗られた背景に、クリスマスツリー、プレゼント、そして雪の結晶がとても映えます。

そうそう、ツリーの下にあるプレゼントも、リボン包装まで全て手作りです。「中にはきっと良い物が入っているから、孫にあげるように丁寧に作らないとね」と、小さな箱の中にはたくさんの思いが込められています。

私もほっこりとあたたかい気持ちになれる、ステキな時間をいただきました♪
 
 
 


2021年12月23日 カテゴリー(介護老人保健施設 シーダ・ウォーク): ブログ