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新人広報と学ぶ
「心療科 ~ストレスとの付き合い方~」

広報課の新人が、創立92周年の歴史ある河北医療財団や、杉並区のプチ情報をご案内いたします。
 
こんにちは、新人広報 阿佐美です。
コロナ禍で、好きな観劇も、ヨガも、食べ歩きもできないと、ストレスが溜まって気分が落ち込んできます。そんな状態が長く続いたり、あるいは身体にも影響が出てきたら、いったいどうしたらよいのでしょうか?

 

精神不調の早期発見、早期対応

精神的な疾患として広く知られているうつ病は、誰でもなり得る病気であり、決して精神鍛錬ができていないからではありません。ストレス要因が引き金となることが多いものの、誘因がなくとも発病することがあります。昇進や昇給など、本来であれば喜ばしいことが引き金となることもあります。ストレスとうまく付き合い、睡眠・休養をしっかりとることが大事です。
 
代表的なストレス反応
① イライラ、不安などの心のサイン
② 腹痛、頭痛などの身体のサイン
③ 暴飲暴食、身だしなみなの乱れなどの行動のサイン

上記①~③で自分の状態を見直し、少しでも気になることがあったらストレスがかかっていると考えましょう。早め早めに対処することが、慢性的なストレスになることを防ぐポイントになります。まずは、小さなサインに気づけるように心がけましょう。
 
ストレス対処法
① ストレスに気づく:出やすいストレスサインを把握する
② 生活リズムを整える:睡眠・食事・運動で土台固めをする
③ 気分転換する:ON/OFFを意識的に切り替える
④ 相談する:困った時に助けてくれる「サポーター」を作る

①~④すべてを実施するのではなく、小さなことでもできることから始めるのがポイントです。

できないことばかり嘆いても仕方ありませんね。おうちでもDVDで舞台作品は楽しめるし、ヨガだってオンライン教室があるし、お取り寄せやテイクアウトでプロの美味しい料理を味わうこともできます。うまくストレスを発散して乗り切ることができるよう、いろいろ考えてみます!今日はどの作品を見ようかな…と考えるだけで、なんか楽しくなってきました♪

でも、自分ひとりでの対処が難しくなったら…病院ではどのような対応をしてくれるのでしょう?
 

心療科(精神科)での診断・治療

河北総合病院心療科では、何となく気が晴れない、今まで楽しめたことが楽しめない、ちょっとしたことでもすぐに心配や不安になる、眠れないなど精神的に不安定な方・悩みを抱えている方の診断、治療を主におこなっています。
 
対象となる疾患
・気分障害(うつ病、躁うつ病)
・不安障害、パニック障害、強迫性障害、適応障害
・統合失調症、認知症
・児童期・思春期疾患、特に摂食障害や不登校など
 
主な診療内容
今までの経過、心配や不安なこと、ストレスと感じていること、現在の状態などお一人おひとり時間をかけてお話をうかがっています。必要に応じてCTやMRIなどの画像検査をおこない、脳内の異常の有無をチェックしています。また心理検査により性格傾向やストレスのチェックをおこなっています。

河北総合病院では、薬物療法が主になりますが、必要に応じて公認心理師(臨床心理士)によるカウンセリングや認知行動療法(保健適応外)などの非薬物療法も併用し、お一人おひとりの状況に即したオーダーメイドの治療をおこなっています。

外来患者さんの身体症状に対しては、内科をはじめ様々な診療科と連携をはかっています。また、入院患者さんの精神症状に対し、リエゾンコンサルテーションをおこなっています。
 
心だけではなく、脳や身体の疾患の可能性も考えてくれるのですね。

そして知らない言葉が出てきました。リエゾンコンサルテーションって、なんでしょう?
 

リエゾンコンサルテーション

「リエゾン」とは、フランス語で「仲介、つなぎ、橋渡し」といった意味を持ちます。「コンサルテーション」は「相談、協議、専門家の診断や鑑定を受けること」という意味です。つまり「リエゾンコンサルテーション」とは、精神科医や公認心理師(臨床心理士)など精神医療の専門家が他の診療科などと連携し、協力体制をつくりながら、ひとつのチームとして総合的な医療サービスをおこなうことをいいます。

入院患者さんは、環境の変化や疾患への恐怖などで多大なストレスを抱えます。そのため気分が抑うつに傾いたり、不安が高まったりします。また、もともと精神疾患や認知症をお持ちの方が身体疾患で入院される際にも、様々な精神症状を生じる場合があります。そのような場合により良い入院生活が送れるよう、主治医、病棟スタッフと連携し、薬物療法やケアなどを提案し、環境調整をおこないます。
 
確かに、入院や手術って不安ですよね。自宅で高熱を出して寝込んだ時、知らぬうちに泣いていたこともあります…病気で不安な時に精神の専門家が助けてくれるのは、とても心強いです。
 
河北総合病院では、精神的なケアを専門におこなう病棟がない為、経過により入院が必要となった場合は入院設備のある病院をご紹介しています。なお、初めから入院をご希望の場合には、円滑な入院加療をおこなうため最初から入院設備のある病院を受診されることをお勧めします。
 

【心療科(精神科)】ページはこちら
■診療内容:うつ病、うつ状態、躁うつ病の診断および治療(薬物療法、心理カウンセリング)/パニック障害、不安障害、強迫性障害の診断および治療/統合失調症の診断および治療/認知症の行動・心理症状の診断および治療/摂食障害の診断および治療(心のケアセンターと連携)
■外来診療:常勤医師:1名/非常勤医師:1名

 

2021.2.17

 

阿佐美

プロフィール
広報課に2020年中途入社。前職はITベンチャーの企画など。医療業界は初めての28才。趣味は舞台鑑賞・食べること・ヨガ。
 


 
※本記事は、社会医療法人 河北医療財団 広報課の企画編集により制作し、医師など医療従事者の監修を経た上で掲載しています。
※本記事は診療科に関する情報の提供を目的としているものであり、診療・治療行為を目的としたものではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当財団は責任を負いかねます。
※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。また、記事の内容はすべての医療機関に共通するとは限りません。予めご了承ください。
※「阿佐美」は、読者の皆さまにわかりやすくお伝えするためのフィクションです。実在しておりません。

 
 
 

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