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新人広報と学ぶ「プライマリ・ケア」

広報課の新人が、創立92周年の歴史ある河北医療財団や、杉並区のプチ情報をご案内いたします。
 
こんにちは!新人広報 阿佐美です。
最近よく「プライマリ・ケア」という言葉を耳にします。なんとなーくわかっている気でその場の会話は終わりますが、説明してみてと言われたら言葉に詰まる…。あらためて、プライマリ・ケアについて調べてみました。

 

プライマリ・ケアとは?

英語の「Primary」は、「最初の」「主要な」「基本の」などと訳されます。そのまま訳すと「最初のケア」となりますが、「プライマリ・ケア」は、定義や意味合いが幅広く、用いられる場面や状況によってニュアンスが異なる場合があります。
1996年に、米国国立科学アカデミー(National Academy of Sciences, NAS)が「primary careとは、患者の抱える問題の大部分に対処でき、かつ継続的なパートナーシップを築き、家族および地域という枠組みの中で責任を持って診療する臨床医によって提供される、総合性と受診のしやすさを特徴とするヘルスケアサービスである」と定義しました。簡単に言うと、「身近にあって、なんでも相談に乗ってくれる総合的な医療」となります。

患者が「最初」に選ぶ、「主要な」「基本となる」医療ってことかな。「総合的」というのは、どういうことなんだろう。
 

総合的な医療とは

総合病院では「臓器」「領域」それぞれの専門医が、各臓器の問題に対応していきます。深く掘り下げていくイメージです。プライマリ・ケアでは、身体の状態だけでなく患者さんの社会生活なども含めた全体を広く診ます。広い範囲を見渡すイメージで、日常的に起こる健康問題に対応します。
専門医療と異なるもう1つの点は、インフルエンザをはじめ、小児や成人の予防接種、年に1度の健康診断などの予防医学を実践したり、禁煙外来など健康増進に関わる医療・ケアをおこなうことです。

なるほど!健康に関わるあらゆることに対応してくれるんだ!病気になってしまってからだけではなく、予防や、健康増進など、幅広く診てくれるのは心強い。
 

日常的に起こる健康問題

・風邪をひいた
・高血圧と糖尿病でずっと薬をのまなくてはならなくなった
・子どもが夜中に突然熱を出した
・じんましんが出た
・タバコをやめたい
・インフルエンザの予防接種を受けたい
・最近、どことなく調子が悪く、「更年期障害」を疑っている
・夜に目が覚めて眠れない日々が続く
・認知症の祖父母の介護に手がかかるようになり、主治医意見書を書いてほしい
・がんの末期だが、住み慣れた自宅で余生を過ごしたい・・・など

そんな時、最初に受診する医療機関が「プライマリ・ケアを提供する」医療機関です。日常的に起こる健康問題の大半について対応することが可能です。生命に関わる状態で緊急の治療をしなくてはならない場合、高度で専門的な治療を要する場合、非常に珍しく解決が難しい病気、特殊な検査が必要な場合など、プライマリ・ケアの現場だけで解決しない場合は、該当する高次医療機関と連携しながら問題の解決にあたります。

貧血でふらついて転んでできた傷、なんて、怪我の部分だけ考えたら外科だけど、傷跡残ること考えたら皮膚科だし、でもそもそも貧血が原因と考えると内科だし…と、いろいろ考えるとどこを受診したらよいかわからなくなって困っちゃうけれど、プライマリ・ケアを提供する医療機関なら、適切な対応をしてくれるんだね。
 

最近よく目にするのはなぜ?

必要性が高まっているからです。
高齢者が増え、生活習慣病をはじめとする慢性疾患を一人の患者さんがいくつも抱えているケースが非常に増えていること。何か不調が起こった場合に患者さんの判断では適切な専門医を受診することが困難なケースも多いこと。また地域医療においては家族構成や地域の特色、仕事などの情報も踏まえて患者さんを心身両面から全体的に診ることのできる医師が求められていること。そのような背景からプライマリ・ケアの必要性が高まりました

普段からなんでも相談できる医師が身近にいたら心強いよね。河北医療財団では、どの施設が該当するんだろう?
 

河北ファミリークリニック南阿佐谷

症状について医師に相談してみたいと思っている方や、何科にかかったらいいのか悩んでいる方などは、気軽に河北ファミリークリニック南阿佐谷へご相談ください。
身近な存在である家庭医(プライマリ・ケア医、総合診療医)として、診療科にとらわれずプライマリ・ケアを提供しています。初期診療と継続医療、また外来診療と在宅診療、あらゆるツールを包括的に提供しております。河北ファミリークリニック南阿佐谷で対応できない場合は、地域の医療機関や介護・福祉サービスと連携して、地域の人々が地域で健康な生活が継続できるように支援します。

河北ファミリークリニック南阿佐谷の標榜科は「内科・小児科」とあるけれど、総合的に診てくれるんですね。具合が悪くなったら、まずは河北ファミリークリニック南阿佐谷に相談!
 

河北医療財団は、周辺地域を含めた住人のみなさんや患者さんたちが「医療に期待すること」に対して、どのように応えるかが、最大の使命であると考えています。救急医療を担う救急集中治療部(ER)、専門医療を提供する河北総合病院、身近な診療所となる河北ファミリークリニック南阿佐谷など、様々な施設で適切な医療を提供しております。
 

【河北ファミリークリニック南阿佐谷】ページはこちら
■診察内容(外来診療):急性疾患への初期対応(発熱、腹痛、頭痛など)/生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病など)に対する標準的な治療/小児から高齢者まで、全年齢を対象とした医療の提供/複数の診療科にまたがる状態に対する統合的なケア/診断・治療のみではなく、保健・福祉・介護などへの懸け橋としての機能/睡眠時無呼吸症候群に対する検査・治療(一部他院とも連携して治療をおこないます)/禁煙外来
■医師数:常勤医師:6名(内、専攻医2名)/非常勤医師:14名
■主要機器設備:レントゲン/心電図/超音波画像診断装置(腹部のみ対応)/採血検査、採尿検査

 
※本記事は、社会医療法人 河北医療財団 広報課の企画編集により制作し、医師など医療従事者の監修を経た上で掲載しています。
※本記事は診療科に関する情報の提供を目的としているものであり、診療・治療行為を目的としたものではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当財団は責任を負いかねます。
※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。また、記事の内容はすべての医療機関に共通するとは限りません。予めご了承ください。

 

2020.11.11

 

阿佐美

プロフィール
広報課に2020年中途入社。前職はITベンチャーの企画など。医療業界の知識はミジンコレベル。28才肉体のガタが気になるお年頃。趣味は舞台鑑賞・食べること・ヨガ。

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