新人広報と行く
tsukiri(つきり)
広報課の新人が、創立95年の歴史ある河北医療財団や、杉並区のプチ情報などをご案内いたします。
こんにちは、新人広報 阿佐美です。河北ファミリークリニック南阿佐谷近くのすずらん通り商店街を歩いていたら、新しいお店を見つけました。カフェかなパン屋さんかな、と近づいてみたら、ショーケースに並んでいるのはいなりずし!手作りいなりのお店がオープンしていました。
「松山あげ」を使ったいなりずし
いなりずしには関西風と関東風があるというお話はよく聞きますよね。形が三角形か俵型か、ご飯を詰めた口を開いているか閉じているかなど、「油あげでご飯を包む」ことは同じなのに、地域によって差が出るのは面白いものです。
さてこちらは何風だろう…と思いつつ見てみると、色や形では関西でも関東でもないように思えます。上品な色をした薄めのおあげでご飯を巻いています。ロールタイプ俵型です。
お話を伺うと、こちらのおあげは「松山あげ」で作られているそうです。松山あげは四国愛媛の名産で、豆腐を薄くスライスし、圧縮して水分を抜いてから揚げたもの。それを自然栽培の干し椎茸やミネラル分を多く含むさとうきび糖など、体に優しい食材で味付けしているのだそう。食べてみると、松山あげはふわふわとした食感が楽しく、味付けは優しく、いくらでも食べられそうです。
お店には、シンプルなプレーンの他、干し椎茸とゴボウの入ったtsukiriオリジナル、ごま、季節によって変わる梅やかぼちゃなど、常時5種類が並んでいます。月・木・金曜日限定で、本日のお惣菜3種といなりの入った「いなりBox」も始まったそうなので、ランチにもピッタリですね。
(いなりずしの写真は、お店のInstagramから提供していただきました。そちらもぜひご覧になってください。)
まるでカフェのような店構え
店舗は、白い壁と大きな木枠のガラス戸がとても爽やかで、何のお店だろうかと、ついふらふらと近寄ってしまう阿佐美のような人も多いのではないでしょうか。そして引き寄せられた先には美味しそうないなりずし!素敵な罠です(笑)。
カフェみたいな雰囲気だな、と思った心の声が届いたのか、温かい珈琲とほうじ茶のテイクアウトも始まったそうです。2階にイートインスペースの準備もあるとのことで、南阿佐谷でちょっと小腹がすいた時の心強い味方ができそうです。
ふんわりと包み込むようなあかり
お店の名前は、日中にぼんやり浮かぶ月のあかりをイメージして作られたそうです。目立たないもの・ことなどを含めて、様々なものをふんわりと包み込むあかりのような、ふらっと立ち寄って心の休憩、ちょっとしたコミュニケーションができる場所をめざしていると伺いました。お店も、商品も、人も、すべてが確かにあたたかな雰囲気で「ふんわりと包み込むようなあかり」に納得です。
立ち寄った時の人と人、経験などのご縁を意味しているというロゴも、素敵ですよね。
【tsukiri(つきり)】 Homepage(https://www.instagram.com/tsukiri.inari/) 住所:杉並区阿佐谷南1-13-10 電話:03-6687-4832 営業時間:10:00~18:00(※売り切れ次第終了) 定休日:火曜日(臨時休業あり) |
阿佐美
プロフィール
広報課に2020年中途入社。前職はITベンチャーの企画など。医療業界は初めての28才。趣味は舞台鑑賞・食べること・ヨガ。
※本記事は、社会医療法人 河北医療財団 広報課の企画編集により制作しています。
※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
※「阿佐美」は、読者の皆さまにわかりやすくお伝えするためのフィクションです。実在しておりません。