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【開催報告】はじめまして『こもれび』です~小多機はじめて教室~
2019年10月19日(土)※もっと元気が出る講座「はじめまして『こもれび』です~小多機はじめて教室~」を開催しました。社会医療法人河北医療財団 多摩事業部は2019年11月(予定)に当財団として4つ目の小多機「あい小規模多機能施設こもれび」を開設いたします。今回は管理者の山下 陽介(やました ようすけ)による講義とスタッフによる寸劇を交えた事例紹介を行いました。
はじめに小規模多機能型居宅介護の概要と利用方法についてご説明いたしました。小規模多機能型居宅介護とは、要支援・要介護認定を受けた方が在宅での生活を続けられるよう支援するサービスです。ひとつの事業所で訪問・通い・泊まりのサービスを必要に応じて組み合わせて利用でき、基本的に同一市内の方が利用可能です。小多機の利点・欠点についても対比してお話ししました。例えば、短時間利用や夕食までの利用、中抜け利用なども可能ですが、通いの定員があるので毎日の利用は難しいことがあります。料金についても定額なので安心して利用できる反面、包括料金のためサービス費の単位が高く、他に訪問看護や福祉用具等を使われていると自費が発生することもあります。小多機は認知症の1人暮らしの方やご家族のお仕事が変則的な方などに適しており、訪問診療や訪問看護、ご家族などとの連携があればお看取りまで対応可能です。また利用する上では登録者の中でサービスをシェアするという考え方が重要です。
次に、こもれびスタッフより事例をご紹介し、ご家族が入院された際のサービス活用方法やご両親を呼び寄せた例など寸劇を交えてお伝えしました。
講座終了後には希望者の方に見学会・相談を行い、多くの方が熱心にスタッフの説明に耳を傾けてくださいました。
アンケートでは、「事例でより理解できた」「デメリット、毎日利用が難しいということが分かりました。」「皆さん人情味がありました」などのご意見を頂戴しました。
ご参加されたみなさん、ありがとうございました。
※もっと元気が出る講座とは…あいセーフティネットが市民向けに行なっている、健康に関する講座や、住み慣れた地域で最期まで暮らしていくにはどうすればよいかなどを講義する講座
2019年10月21日 カテゴリー(財団): イベント・講座。
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