からきだ匠カフェ(認知症カフェ)

多摩市認知症カフェ/からきだ匠カフェ

毎月第4水曜開催!認知症にまつわるコミュニティカフェ

 

多摩市内に複数ある認知症カフェのひとつとして2017年より活動しています。

民間のカフェを会場にお借りして、多摩市多摩センター地域包括支援センターと河北医療財団が運営しています。

バラエティ豊かな企画を毎月ご用意していますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

■匠カフェ運営方針はこちら(PDF)

場所

プラネットカフェ(多摩市鶴牧2-25-2)地図はこちら

唐木田駅徒歩2分

開催日

毎月第4水曜 14:00-15:30

参加費

330円(飲み物代)※コーヒー、ジュースなどが選べます。

対象者

どなたでもご参加いただけます。

・認知症の方、そのご家族、ご友人

・認知症やみんなに優しいまちづくりに興味がある方

・人生100年時代を豊かに生きたい方

予約・問い合わせ

042-376-2941(多摩市多摩センター地域包括支援センター)

※定員20名のアットホームな会場です。予約なしでもお越しいただけますが、確実に参加されたい場合は予約がおすすめです。

これまでの実績(毎月第4水曜)

開催の様子は開催報告はFacebookinstagramでもご告しています。

2024/11/27(水)14:00-15:30
「これからの認知症カフェのつくり方」

匠カフェの運営メンバーより、認知症カフェの哲学や目的をご紹介しました。発祥の地であるオランダのアルツハイマー協会の考えをベースに、「カフェ」とはだれもが安心して入りやすく、リラックスして対話できる環境であること、そして地域社会の中でそのような場を醸成していくことが、認知症への偏見を取り除き、共生できるまちづくりにつながることを学びました。満員御礼。

講師:曽谷真由美(天本病院 地域認知症支援センター/日本看護協会認定認知症看護認定看護師)

2024/10/23(水)14:00-15:30
「ひと足先に認知症になった私からあなたへ」

ゲストはさとうみきさん。40代で若年性認知症と診断され、著書や講演会などを通じて当事者としての発信を精力的に続けていらっしゃいます。診断後の戸惑いや葛藤から、良き仲間との出会いを得て、社会の偏見に対し明るくしなやかに立ち向かっている現在の様子など、すばらしいエピソードをたくさん伺いました。1時間ノンストップで繰り広げられるユーモアたっぷりのトークに、参加者全員が引き込まれました。満員御礼。

講師:さとうみき氏
著書「認知症のわたしから、10代のあなたへ」

こちらもオススメ!さとうさんのブログ「なかまぁる」

2024/9/25(水)14:00-15:30
「ここまでできる在宅医療」

長年訪問診療に携わる医師を講師に迎え、自宅でも可能な診察内容の具体例などを解説しました。入院治療に比べ、漠然とした不安をお持ちの方も多い在宅医療ですが、レントゲンなどの健診から、がん末期の疼痛コントロールまで、手術以外のほぼ全てのことが可能です。医師や看護師などの医療職がチームで支えることで、患者さんはご自宅でも病室のように安心して過ごせるというお話に、「ひとり暮らしの不安が消えました」という声も頂きました。

講師:機能強化型在宅療養支援診療所 あいクリニック中沢
院長 佐藤淸貴

2024/8/28(水)14:00-15:30
「ドローンで遊ぼう!」

いつも会場としてご協力いただいているプラネットカフェさんは、実はドローン会社が運営しています。ドローンと言えばダイナミックな空撮が真っ先に浮かびますが、測量や防災・建物の管理などへの活用も需要があるそうで、現在は国家資格にもなっています。今回は夏休み企画として、バーチャル操縦体験や、小型のトイドローンをボール代わりに動かすゲームなどを楽しみました。

講師:合同会社ホープフルプロジェクト
小熊氏、スタッフの皆様

 

2024/7/24(水)14:00-15:30
「介護のもやもやと上手につきあう方法」

原野先生は看護師のご出身で、訪問看護やケアマネの経験もあるため、介護の現場への理解が深く、またご自身もお父様のお看取りを経験されています。前半は先生の専門分野である排泄ケアを中心にお話されました。調査によると排泄ケアは介護の悩みの第1位。おむつ選びのコツや消臭剤の活用方法など、持参したサンプルを使用しながら具体的なアドバイスをたくさんいただきました。後半は介護者自身の心のケア、特にアンガーマネジメントについて。参加者が目を閉じ、マインドフルネス(瞑想)を行う時間もありました。最後のグループディスカッションでは、参加者が自由に介護の悩みなどを共有し、終了時間までみなさん熱心にお話されていました。

講師:大妻女子大学人間関係学部人間福祉学科教授
原野かおり氏

 

2024/6/26(水)14:00-15:30
「オレンジパートナーってどんな人?」

包括支援センターの認知症支援推進員である山田氏より、多摩市の認知症支援施策やオレンジパートナーなどの概要説明をいただきました。また、認知症の方の就労支援の好例として町田市の取り組みも紹介。共生社会に向けて、当事者の意志を尊重しながら生活が営めるようにすること、周囲はそれを理解し、対等な立場で関わることの重要性などを参加者のみなさんと考えました。後半はグループワークで、自分ができる支援方法や認知症に対する不安、自分だったらどうしてほしいかなどについて自由に意見を述べ合い、大変盛り上がりました。

講師:多摩センター地域包括支援センター
社会福祉士 山田裕基氏

 

2024/5/22(水)14:00-15:30
「認知症の方におすすめの介護保険サービス」

10年以上に渡り、日々認知症の方などの生活支援に携わっているケアマネジャーを講師に迎え、認知症の方が利用しやすい介護保険サービスについてご紹介しました。多くのサービスの中から今回は、訪問看護・通所サービス・訪問介護・ショートステイ・小規模多機能型居宅介護・グループホーム・介護老人保健施設について、その特性や具体的な利用方法、料金などを説明。参加者の方からはケアマネジャーの見つけ方や包括支援センターの役割、市内の介護施設などについて質問をいただきました。「書籍などを読むより、市内の情報を得られるのでよい」という感想もいただきありがたかったです。
今後も地域に密着した情報発信と関係性を築く場づくりになればと思います。満員御礼。

講師:ケアプランセンターあいクリニック中沢
ケアマネジャー 石橋奈々

2024/4/24(水)14:00-15:30
「心にも体にも効く!笑いヨガ」

笑いヨガリーダーを講師に迎え、みんなで笑いヨガを体験しました。インドの医師が開発した「笑い」の健康体操は、全身を使う有酸素運動です。笑うことで脳に刺激が送られ免疫力アップにつながることは知られていますが、楽しいから笑うのではなく、型として笑うことでも同じ効果が得られます。参加者のほとんどの方が初体験でしたが、恥ずかしがることなく、みなさん思いきりよく参加してくださったおかげで、文字通り会場は笑いの渦に包まれました。満員御礼。

講師:多摩市桜ヶ丘いきいき元気センター センター長
作業療法士 日本笑いヨガ協会 笑いヨガリーダー 今泉幸子

2024/3/27(水)14:00-15:30
「私が認知症になってから」

認知症の当事者の方をゲストにお迎えし、対談形式でお話を伺いました。2021年にMCIと診断されてから本日に至るまでのお気持ちを、悩みも喜びもそのままに、生の声として届けていただきました。市内の支援グループとの出会い、学生時代から変わらぬ交流を続けてくれるご友人の存在、そして交番に「お世話になる」時の感情など、どのエピソードも胸に響きました。認知症の有無に関わらず、ひとりの人として、そして地域としてどうありたいか、参加者の方々と共有する貴重な時間となりました。

ゲスト:黒田康之様 協力:いこいの会・みらいの会

2024/2/28(水)14:00-15:30
「切って貼って。コラージュで心を表現」

雑誌などを切り抜き思いのままに貼り付けるコラージュを製作しました。みんなで作品を共有することで、その方の好みやこれまでの人生、これからしたいことなどがイメージとともに伝わり、とても楽しい時間となりました。心理の視点からコラージュ療法についてのミニレクチャーもあり、みなさん製作を通じてその効果を体感することができました。終了後のアンケートでは全員が「とてもよかった」と回答いただきました。

講師:天本病院 公認心理師 栗田茂樹・草香寛子


2024/1/24(水)14:00-15:30  
「新年の抱負を語ろう」

40年以上に渡り、医師として認知症の方やご家族の支援に従事してきた天本宏をゲストに迎え、みなさんからの質問にお答えしました。また新年らしく「新年の抱負」のミニ書き染めも参加者みなさんで行い、発表しました。

ゲスト:河北医療財団理事長相談役 医師 天本宏

 


2023/12/20(水)14:00-15:30
「認知症でも前向きに生きるための実践ヒント」

認知症の方やご家族・専門家が、よりよく生きるための工夫をまとめた「旅のことば」を参考に、一緒に語り合いました。

講師:天本病院 地域認知症支援センター 看護師 曽谷真由美

 


2023/11/22(水)14:00-15:30
「自分はどうする?終末期の医療と暮らし」

残された時間を最期まで自分らしく生きるために、カード(もしバナゲーム)で気持ちを整理。看護師が解説しながら、余命数ヶ月の自分を想像して考えました。

■ACP(人生会議)についてはこちら


2023/10/25(水)14:00-15:30
「アロマテラピーでセルフケア」

花や薬草から抽出したエッセンシャルオイル(精油)用いたセルフマッサージなどを体験しました。唐木田のリラグゼ―ションサロン・アンブランさんを講師にお迎えしました。満員御礼でした。


2023/9/27(水)14:00-15:30
「オレンジガーデニング・ウォーキング」

9月は世界認知症月間!認知症のテーマカラーであるオレンジの花を探しにウォーキングを楽しみました。

■オレンジガーデニングプロジェクトについてはこちら

 


2023/8/23(水)14:00-15:30
「昔話で楽しく脳を活性化」

認知症予防で注目されている回想カルタを使用し、想い出話に花を咲かせて盛り上がりました。作業療法士が楽しくナビゲート。

 


2023/7/26(水)14:00-15:30
「認知症世界の歩き方」

認知症になったらどんな気持ち?2022年に日本で一番売れた認知症の本を読み解きながら、本人目線で想像してみました。満員御礼でした。

■ベストセラー本についてはこちら

 


2023/6/28(水)14:00-15:30 
「園芸療法入門」

園芸療法の第一人者である恵泉女学園大学の澤田みどり先生をお迎えし、植物を通じた人と人との交流、コミュニティづくり、障害をお持ちの方の支援などについて伺いました。満員御礼でした。

 


2023/5/24(水)14:00-15:30 
「始めようオレンジガーデニングプロジェクト」

オレンジ色は認知症のシンボルカラー。いま日本中で広がりを見せる、花を通じた認知症にやさしい町づくり活動についてご紹介しました。先着20名様に花の種もプレゼント!

 


詳しい報告はFacebookinstagram

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