【家庭医療学センター】12月の多職種カンファレンス~認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援のガイドラインについて学ぼう~

【家庭医療学センター】12月の多職種カンファレンス~認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援のガイドラインについて学ぼう~

 12月3日に定例の多職種カンファレンスを開催しました。今回は地域の訪問看護ステーションのスタッフ4名の参加があり、公開でのカンファレンスとなりました。

 平成30年6月に厚生労働省が発表した「認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン」をトピックスとして、提示した症例についてグループに分かれて多職種でディスカッションを行いました。意思決定能力のある患者・家族の意思決定支援ですら、時として難しい場面が多くある中で、意思決定能力のない方を取り巻く場面での意思決定支援を医師、看護師、コメディカルとして、それぞれがどのように協働しながら支援できるかという難しい課題について、学び合う機会となりました。「難しいテーマでしたが、皆さんでディスカッションやロールプレイを行い、ガイドラインの基本になる部分に触れることができたかなと思います。1時間で理解できるガイドラインではないので、これからの実践を通じてより深めていきたいと思います。(訪問看護ST管理者 船浪看護師)」


2019年12月13日 河北家庭医療学センター: お知らせ