【開催報告】『リハビリ職員が教える在宅介護のポイント』

【開催報告】『リハビリ職員が教える在宅介護のポイント』

2018年6月23日(土)天本病院1Fリハビリテーション室にて※もっと元気が出る講座『リハビリ職員が教える在宅介護のポイント~移動・階段昇降編~』を開催しました。

前半は天本病院 リハビリテーション科 科長 大石洋人より在宅介護のポイントについての講義を行いました。

在宅介護では介護保険の利用や周囲の助けなど無理のない介護、介護される側の残された能力を活かす、正しい介護方法や知識を身につける、介護者自身の楽しみや息抜きの時間を持つことが大切です。また、実際に介護をする上では介護される方のことを考えながら行うことも重要です。相手の出来る事や状態を知ること、声掛け、なるべく小さく・コンパクトに行う、手など触れる面はなるべく広くするなどの気遣いが必要です。周囲の環境にも配慮する必要があり、介護するスペースは広くとっておく、事前のシュミレーションが大切、ベッドや車イスなどは本人に合ったものを使用するといった注意点があります。

後半は実技を行ない3班に分かれて15分ずつ順番に体験していただきました。実技にあたりアビリティーズケアネット様より福祉用具等をお借りしました。

【階段・昇降班】階段昇降に必要な介助方法や注意点等

【歩行器・杖班】様々な歩行器や杖の使用方法、適応等

【車イス班】基本的な操作や坂道などの介助方法等

アンケートでは「実際の器具等の理解も出来、基本から実技迄本当に参考になりました」「聞いているだけだと忘れてしまうので体でおぼえられるのがよい」「こういった講座は非常に助かります。家に帰ってから練習します」などのご意見を頂戴いたしました。

ご参加された皆さん、ありがとうございました。

※もっと元気が出る講座とは…あいセーフティネットが市民の方向けに行なっている、健康に関する講座や、住み慣れた地域で最期まで暮らしていくにはどうすればよいかなどを講義する講座。

 

 


2018年6月26日 カテゴリー(財団): イベント・講座

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