4つの特徴
①在宅療養支援病院
「医療や介護が必要になっても、住み慣れた家で暮らしたい」
「在宅療養支援病院」とは、24時間往診が可能な体制を確保し、または訪問看護ステーションとの連携により24時間訪問看護の提供が可能な体制を確保することで、緊急時に在宅で療養を行っている患者さんが直ちに入院できるなど、必要に応じた医療を提供できる病院のことです。
天本病院では、訪問診療・訪問看護・訪問リハビリテーション・通所リハビリテーションなど、医療と介護の密なネットワークで、みなさんの在宅生活を24時間365日サポートします。
動画で見る在宅医療(入院から在宅復帰まで)
②認知症ケア
「寄り添い、支える」
天本病院では、1980年の開設時より、認知症をお持ちの方にも安心してご利用いただける病院を目指してきました。約40年間にわたり、ご本人はもちろんご家族のサポートも含めた認知症ケアを実践しています。
もの忘れ診断(専門外来)
認知症専門医・精神科医・脳神経外科医による認知症の早期発見・早期治療に力をいれています。
全病棟での認知症患者さんの受け入れ
認知症をお持ちの患者さんでも、安心して治療が受けられる環境作りを整備しています。
認知症ケアサポートチーム
認知症を専門とする医師と認知症看護認定看護師・精神保健福祉士などがチームとなって院内を巡回。ケアの標準化とボトムアップに寄与しています。
地域認知症支援センター
「認知症はじめて教室」の開催など、一般の方向けに認知症への正しい理解をよびかけています。
WEBで読む「認知症はじめて教室」→「医療編」 「サービス活用編」 「ケア編」
家族会
外来や入院中の患者さんのご家族を対象とした家族会を開催しています。介護者の立場で体験・悩み・不安・思いを話し、ケアのヒントを得たり、気持ちをリフレッシュしたり、ホッと息抜きできる交流の場です。開催は院内掲示板やホームページなどでご案内します。
認知症初期集中支援チーム(多摩市委託事業)
医療機関の受診、介護保険サービスなど、地域のさまざまなサービスと「つながること」をサポートします。専門のスタッフがご自宅を訪問し、ご本人やご家族とお話しします。多摩市在住、40歳以上で、認知症の症状などでお困りの方が対象となります(各市町村にチームがあります)。
③リハビリテーション
持てる力を最大限に発揮し、「自分らしい」生活へ
医師の診断に基づき、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が連携し、介護予防から終末期まで、その方の状態にあわせた質の高いリハビリテーションを提供しています。毎日の暮らしに必要な基本動作の回復、現状の維持、外出や趣味など社会活動に必要な能力まで、「なりたい自分」「ありたい暮らし」の目標にむけて個別にプログラムを作成し指導します。
天本病院は広いリハビリテーション施設を持ち、専門医をはじめ約60名のリハビリ専門職が在籍しています。在宅復帰・寝たきり予防に力を入れています。
理学療法士(PT) | 31名 | 寝返り・起き上がり・立ち上がり・歩行・階段昇降などの基本的な動作ができるようにサポートします。 |
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作業療法士(OT) | 17名 | 入浴・食事・趣味や仕事などの作業活動ができるようにサポートします。 |
言語聴覚士(ST) | 11名 | 言葉や聴こえ方、飲み込みなどの機能の維持と向上をサポートします。 |
在籍者数は2021年9月1日時点
④あいセーフティネットと地域連携
24時間365日、信頼と安心を創造します
あいセーフティネットとは、社会医療法人河北医療財団多摩事業部が運営する医療・介護・福祉の地域ネットワーク体制です。
病院、クリニック、介護老人保健施設、小規模多機能型居宅介護、グループホーム、訪問看護ステーション、ケアプランセンターなど約20の事業所が連携体制を構築し、地域の関係機関とも協力しながら24時間365日のサービスを提供します。
「住み慣れた地域で最期まで」を提唱する地域包括ケアシステムを、多摩ニュータウンを中心に実践しています。