専門外来
専門外来
もの忘れ診断
完全予約制 |
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「もの忘れ」や認知症が心配な方へ、種々の検査と最新の MRI を活用し、加齢による「もの忘れ」か、治療が必要な「もの忘れ」かを診断します。脳の細かな異常の早期発見・早期診断、予防の指導を行います。また、必要に応じて日常生活のアドバイスや支援制度のご案内なども行います。看護師、ソーシャルワーカーなどによる生活相談もご利用ください。
水・金・土 | 月・火・水・金 | |
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診療時間 | 9:00~12:00 | 14:00~17:00 |
「もの忘れ診断」ご利用の流れ
1. お電話ください
「もの忘れ診断」は、老年精神科または脳神経外科で承っています。完全予約制なので、まずはお電話でご相談ください。認知症看護認定看護師または精神保健福祉士の相談員が、現在のご様子や心配事などをお伺いします。お電話はご本人でもご家族でも大丈夫です。
2. ご予約
初めての方だけでなく、セカンドオピニオン目的の方も受け付けております。症状などによっては他の病院をご紹介するケースもあります。またご来院が難しいと判断した場合、専門職がご家庭に伺う市のサービスをご紹介することも可能です。
(多摩市認知症初期集中支援チーム)
3.初診
■問診・神経学的検査・身体測定・血液検査など
ご本人またはご家族に問診票にご記入いただき、心身の状態やその他の病気の有無などの検査をします。検査項目は状況により異なります。記入などが難しい場合は、看護師がお手伝いいたします。
■MRI検査
磁力を用いて、脳の萎縮の程度や、認知機能に影響する他の病気がないか検査します。(所要時間約20分)
■神経心理検査
臨床心理士が記憶力をはじめとした認知機能のさまざまな側面を客観的に評価します。口頭で質問したり、図形を用いて見たり書いたりする検査などを行います。(所要時間約30分)
4.診断
診察結果、MRIの画像診断、心理検査などを総合して、医師が結果をお伝えします。現在どのような暮らしをされているのか、今後どうされたいのか、ご希望を伺いながらケアの方向性を考え、お薬による治療のご希望なども話し合います。
医師の他に、認知症看護認定看護師などもご相談にのります。
5. 再診・通院・フォロー体制
定期的な通院が始まります。認知症の種類や進行具合などによって頻度や治療内容は異なります。かかりつけ医や他の医療機関との連携を大切にし、高齢者ならではの複合的な疾患の治療に対応しています。
■認知症お困りごと相談(事前予約制・無料・45分/回)
もの忘れ外来に通院中の患者さんとご家族を対象としています。患者さんやご家族が必要とするサポートや環境づくり、ケアの工夫、サービスの活用方法などを一緒に考えます。看護師・精神保健福祉士・臨床心理士が担当します。
■家族会
外来や入院中の患者さんのご家族を対象とした家族会を開催しています。介護者の立場で体験・悩み・不安・思いを話し、ケアのヒントを得たり、気持ちをリフレッシュしたり、ホッと息抜きできる交流の場です。開催は院内掲示板やホームページなどでご案内します
嚥下(えんげ)外来
完全予約制 |
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最近飲み込みの調子が心配な方へ、リハビリテーション専門医が異常の早期発見・早期診断、治療を行います。食事摂取、飲み込みの状態などのスクリーニング検査を行った後、必要に応じて嚥下造影検査、嚥下内視鏡検査などの詳しい検査を行います。その後、適切な食形態、介助方法、食事環境などの指導を行います。
次のような方はご相談ください
◎食事に時間がかかる
◎やせた
◎時々熱が出る
◎口の中に食べ物が残る
◎むせる
◎食事量が減った
◎食後に声質が変わる
◎痰がからむ
◎経管栄養を行っているが、摂食・嚥下について専門的な評価を受けていない
診療時間 | |
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水 | 完全予約制(お時間はご相談ください) |
頭痛外来
完全予約制 |
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さまざまな頭痛を脳神経外科専門医が診断します。めまい、手足の痺れなどが原因で脳卒中(くも膜下出血・脳梗塞・脳出血)を心配される方の危険分子の検査が可能です。脳卒中後遺症の経過観察も行います。すべての年齢の方に対応します。
・血液検査、MRI、血管年齢測定などの検査
・偏頭痛、首のはり・肩こりに伴う慢性的な頭痛
・くも膜下出血や脳出血、脳腫瘍に伴う危険な頭痛
リハビリテーション外来
完全予約制 | 紹介状必要 |
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リハビリテーション医の指示の下、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの専門スタッフが計画を立て、その方の症状や家庭環境に見合った集中的なリハビリテーションを行います。
担当医師
日本リハビリテーション医学会専門医
高田耕太郎 ほか
水・木 | 金 | |
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診療時間 | 9:00~12:00 14:00~17:00 |
9:00~12:00 |
ボトックス治療外来
完全予約制 |
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脳卒中、脳外傷や脊髄損傷により、麻痺の多くが痙縮(けいしゅく)という筋肉の異常な緊張を併発しています。上下肢痙縮の治療のひとつとしてボトックス注射による治療を行います。施注後、必要に応じてリハビリテーションを行い、効果を評価しながら治療を進めていきます。