6/19 介護予防コラム
こんにちは、天本病院 介護予防通所リハ 広報担当大石です。
今日は歩行についてのお話
歩行(ウォーキング)は身近な運動の1つで、
一番始めやすい、継続しやすい運動です。
歩行の効果は、様々ありますが、うつ病の発生を軽減したり、
認知症予防にもよいとされています。
また、歩行能力の低下は虚弱への第一歩と言われています。
横断歩行を青の点灯又は点滅以内に渡りきるのに
必要な歩行速度は『約1M/秒』と言われています
散歩等をするのに一つの目安になりますね。
天本病院介護予防通所では、3か月に1回の体力測定があります。
その中で、歩行速度を測定しています。
直近の測定では、この『1M/秒』をクリアしているのは全体の半数
さらに残りの半数のうち60%が1M/秒~1.2M/秒の範囲にいます。
もう少し歩行速度が改善すれば、横断歩道を渡り切れるタイムが
出ることになります。
その為に筋力、バランス能力や体力をつけることで、改善できればと
思っております。
家の中で閉じこもることで、社会参加も減り、虚弱や心体機能の低下に
繋がります。歩行速度も一つの目安ですが、クリアできることで自信に繋がり、
外出機会が増えるといいですね。
2018年6月19日 カテゴリー(天本病院): デイケア。