AGA治療の副作用は？やめると治るの？後悔しない治療薬の選び方や対処法を解説

「AGA治療をしたいけど、副作用が起きるの？」

そのようにお悩みではありませんか？

たしかに、いくら薄毛の悩みを解決できても、健康は損ないたくないですよね。

そこで、この記事では、AGA治療をする中で起こりうる副作用について徹底的に解説いたします。

副作用が起きた場合の対処方や、アフターフォローをしているおすすめクリニックを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

AGA治療には副作用が起こる場合がある

AGA治療に限らず、どんな薬にも副作用はつきものです。

副作用が起こりやすい人には以下のような特徴があるので、AGA治療を行うメリットと副作用を比べて判断するようにしましょう。

参照元：政府広報オンライン「薬の副作用かな？と思ったらすぐに医師にご相談を！」

AGA治療の副作用｜うつ病や男性機能の低下など

AGA治療薬で現れやすい副作用の症状は主に以下の6つがあります。

頭皮の炎症｜かぶれやかゆみ

発毛を促すために頭皮に外用薬を塗ると、かぶれ・かゆみ・湿疹などの副作用がでることがあります。

そのまま放置しているとかゆくなり、ひっかいて炎症がさらに広がることで、頭皮環境が悪化してしまいます。

薄毛や抜け毛の進行を早めてしまうおそれがあるので、すぐに医師に相談して処置するようにしましょう。

また、治療開始から10日程度で初期脱毛が起きることがありますが、それは発毛促進作用で副作用ではありません。

肝機能障害｜吐き気や食欲不振

薬を服用することで、吐き気や食欲不振などの肝機能障害を引き起こしてしまうことがあります。

この副作用の発現率は1%未満と低い確率ですが、肝硬変など肝臓に持病がある方は事前に医師に相談しましょう。

自覚症状がない場合もあるので、定期的な血液検査で肝臓の状態を確認することをおすすめします。

男性機能の低下｜性欲減退やEDなど

AGA治療薬は男性ホルモンのバランスに影響を及ぼすため、性欲減退やEDが起こる可能性があります。

EDについては、全く勃起しなくなったというよりは硬さや持続時間が低下したという程度が多いようです。

薬の服用を中止すれば元に戻るといわれていますが、症状が平均40か月くらい続いたという報告もあります。

軽度のものであれば様子を見ながら薬の服用を続けることができるので、いずれの場合も医師に相談するようにしましょう。

参考文献：北里大学医学部 再生医療形成外科学 佐藤明男「男性型脱毛症の内科的治療」

多毛症｜体毛が濃くなる

AGA治療をはじめて1～3か月頃に体毛が濃くなると感じる人がいます。

これは頭皮以外にも薬が作用してしまうことから起きているので、これから頭皮に発毛効果が表れる前触れともいえます。

薬の服用をやめると体毛は6か月程度で元に戻りますが、当然ながら頭皮の毛髪も元の薄毛状態になってしまいます。

そのため体毛が気になる人は、剃毛や脱毛で対応したり、薬の用量や使用方法を見直してみましょう。

呼吸困難｜動機や息切れ

まれに、動機や息切れなどの呼吸困難を引き起こしてしまうことがあります。

これは血管拡張作用によって引き起こされるものなので、血圧や循環器、肺に持病を抱えている人は必ず医師に相談しておきましょう。

万が一この症状が現れた場合は、ただちに医師に連絡してください。

うつ症状｜ホルモンバランスの乱れ

因果関係はまだ解明されておらず発生頻度はまれですが、一部では抑うつ症状が報告されています。

ホルモンバランスに影響を及ぼすことから、イライラや集中力の低下といった軽度の症状がみられることがあります。

アメリカの医師らの論文によると、45歳以下の若年層ほど抑うつ症状の副作用が現れやすいようです。

抑うつ症状は日常生活に支障をきたすので、我慢せずに医師の診察を受けるようにしましょう。

論文：フィナステリドで治癒された患者における自殺傾向と心理的有害事象の調査

「AGA治療薬別の副作用」肝機能障害や多毛症など

AGA治療における副作用の特徴は、服用する薬の成分によって異なります。

ここではAGA治療薬の代表的な3つの成分について解説します。

治療薬	フィナステリド		デュタステリド		ミノキシジル （内服薬）		ミノキシジル （外用薬）
効果	薄毛予防 抜毛抑制		薄毛予防 抜毛抑制 発毛促進		発毛促進 育毛		発毛促進 育毛
安全性
副作用	性欲減退	1～5％未満	ED、射精障害 性欲減退	1～5％未満	多毛症、むくみ 湿疹、にきび 接触皮膚炎	1～5％未満	かゆみ、発疹 ふけ、赤み 接触皮膚炎	1～5％未満
	ED、射精障害 精液量減少	1％未満	女性化乳房 乳頭・乳房痛 乳房・腹部不快感 発疹、頭痛 抑うつ症状	1％未満	頭痛、動機 血圧低下	1％未満	頭痛、動機 めまい、むくみ	1％未満
	肝機能障害 蕁麻疹、発疹 むくみ、めまい 抑うつ症状　他	頻度不明	肝機能障害 黄疸　他	頻度不明	肝機能障害	頻度不明

フィナステリドはEDや性欲減退を引き起こす可能性がある

予防効果を期待できるフィナステリドはED（勃起不全）や性欲減退を引き起こす可能性があります。

発現率は低く、日本皮膚科学会で推奨度Aと強く推奨されている治療薬のため過度な心配は要りません。

副作用のレベルも軽度なものが多いため、発症した場合は医師と相談して含有量を確認するといいでしょう。

参考文献：日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」

デュタステリドはフィナステリドとほぼ同じ副作用がある

予防に加えて発毛効果も期待できるデュタステリドはフィナステリドの後発品で、ほぼ同じ副作用が起こります。

副作用の発現率は低いものの、フィナステリドに比べると少し高い数値となっています。

デュタステリドも同様に、日本皮膚科学会で推奨度Aと強く推奨されている治療薬のため過度な心配は要りません。

万が一副作用が現れた場合は、医師に相談するようにしましょう。

参考文献：日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」

ミノキシジル（内服薬）はむくみや多毛症を起こす可能性がある

ミノキシジル（内服薬）※はむくみや多毛症を起こす可能性があります。

多毛症に関しては、頭皮以外にも薬が作用してしまうことから起きているので、これから頭皮に発毛効果が表れる兆候ともいえます。

また一部の国では血圧を下げる降圧剤として承認されている成分なので、低血圧の人は注意が必要です。

血管を広げる作用もあるため動機を感じることもあり、心臓に持病を持っている方は服用できません。

※ミノキシジル内服薬は国内未承認です。医療保険制度は利用できず、自費診療となります。米国では、FDA（米国食品医薬品局）により降圧剤として承認されていますが、AGA治療薬としては承認されていません。なお、むくみ、動悸、息切れなどの副作用が起こる可能性が報告されています。

ミノキシジル（外用薬）はかゆみが出やすい

頭皮に塗布するミノキシジルはかゆみや赤みなど皮膚の炎症を起こす可能性があります。

実際に塗布しようとすると少量に感じるかもしれませんが、副作用を起こさないために用法・用量を必ず守るようにしましょう。

含有量も様々な治療薬があるので、安心して使いたい方は低めのものから使用することをおすすめします。

ミノキシジル（外用薬）も、日本皮膚科学会で推奨度Aと強く推奨されている治療薬のため過度な心配はいりません。

参考文献：日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」

参考文献：厚生労働省「ミノキシジルのリスク区分について」

【結論】AGAの治療薬はどれがおすすめ？副作用なしはある？

結論、AGA治療薬に副作用が起こらないものはありません。

これはAGA治療薬だけでなく、すべての治療に関して言えます。

ここで挙げた3つの成分は、日本皮膚科学会で推奨されているため、過度な心配は要りませんが、それでも不安という方におすすめの治療法を2つ紹介します。

AGA治療薬の副作用が起きたときの対処法

AGA治療薬の副作用が起きてしまった場合の対処法を3つお伝えします。

医師に相談する

副作用の症状がでたら、なるべく早く処方先のクリニックへ連絡し、医師に相談しましょう。

自己判断で中断したり、我慢して使用し続けたりしてしまうと、症状を悪化させてしまうおそれがあります。

医師の指示に従って正しい措置を行うことで副作用の緩和を期待できるので、まずは医師の判断を仰ぎましょう。

副作用の程度によっては医薬品副作用救済制度を利用できる場合もあります。

日本赤十字社「医薬品副作用救済制度」

AGA治療薬の量を減らす

医師に相談した上で、AGA治療薬の量を減らすことで副作用の対処ができます。

副作用が起こる原因として、服用した薬の成分が多すぎることが考えられます。

AGAの治療は薬剤の量でなく継続することで効果を発揮するので、身体に負担をかけずに増毛を目指しましょう。

AGA治療薬の種類を変える

AGA治療薬の種類を変えて自分に合った薬を見つけることで、副作用の対処ができます。

AGA治療薬には同じ成分でも薬の種類がいくつかあり、治療法も種類があります。

医師の指示に従い、AGA治療を無理なく続けられる薬や治療方法を見つけるようにしましょう。

AGA治療の副作用に対応可能なクリニック3選

AGA治療の実績があり、副作用に対応できるクリニックを3つ紹介します。

クリニック名	特徴	診察料	薬料金	保証制度	営業時間	オンライン診療
AGAヘアクリニック 詳細はこちら	①診察から購入までスマホ完結 ②副作用の備えあり　　　　　 ③全額返金制度あり（※）	来院・オンライン 診察料 無料 血液検査 5,000円～ ※1年以内の採血結果であれば代用可能	予防治療 月1,800円～ 発毛治療 初月0円～	全額返金制度あり （※）	10:00～20；00 年中無休	あり
クリニックフォア 詳細はこちら	①診察から購入までスマホ完結 ②早ければ翌日に薬が届く　　 ③全額返金制度あり（※）	来院診察料につき お得な料金設定 （※予告なく終了あり） オンライン診察 無料 血液検査 7,370円	予防治療 月3,412円～ 発毛治療 月9,163円～	全額返金制度あり （※）	［平日］ 9:00～20:30 ［土日祝］ 9:00～18:30	あり
AGAスキンクリニック 詳細はこちら	①初回通院の交通費補助あり ③全額返金制度あり（※）	来院・オンライン 診察料 無料 血液検査 無料	予防治療 月6,200円～ 発毛治療 月15,400円～	全額返金制度あり （※）	10:00～22:00 店舗によって異なる	あり

AGAヘアクリニック｜頭皮と体調の経過観察で迅速に副作用へフォロー

AGAヘアクリニックは、体調管理と副作用の迅速なフォローに力を注いでいるクリニックです。

受診時は毎回発毛経過だけでなく体調面の確認と、定期的な血液検査を行い健康状態の経過観察を徹底しています。

万が一副作用が発現した場合は、すぐに薬の調整を行い、必要に応じて紹介状を無償で発行します。

診察はオンラインも対面も回数に制限なく無料で受診できるので、コスト負担を抑えて治療を続けられるでしょう。

＼副作用に対するサポート体制！／

クリニックフォア｜どこからでもスマホでオンライン診療を受けられる

クリニックフォアは、診察から薬の購入までスマホひとつで簡単に完結できます。

だれでも初診からオンライン診察を無料で受けることができるので、遠方にいる人や今すぐ治療を開始したい人におすすめです。

なお、クリニックは関東と大阪に10店舗あり、対面で受診することもできます。

副作用がでてしまい治療を続けられなくなったときは、薬代を全額返金する制度があるので（詳細下記）、初めての方でも不安が少ないでしょう。

＼受診から薬購入までオンラインで完結！／

AGAスキンクリニック｜学術論文でも検証された治療法を提供

AGAスキンクリニックは、USP（米国薬局方）の安全基準をクリアした治療法を提供しているクリニックです。

有効性などについて科学的な検証を経ており、その結果は論文（英文）として公表されています。

また、診察料に加えて血液検査も無料な点は、費用面でのメリットといえるでしょう。

これまで効果を感じられなかった人も、一度AGAスキンクリニックのカウンセリングを受けてみてください。

USP (United States Pharmacopeia)
米国の医薬品に関する品質規格書。試験法や純度の基準などが記されている。

＼学術的に検証済みの治療法を試す！／

AGA治療の副作用に関するよくある質問

AGA治療の副作用　まとめ

ここまでAGA治療の副作用をまとめました。

AGA治療に限らず、どんな治療を行う場合でも、副作用の可能性はしっかりと考慮しなければなりません。

自分に適した対処法と信頼できるクリニックを見つけることで、治療を継続しやすくなります。

この記事が、AGA治療でお悩みの方のお役に立てば幸いです。