【からきだ匠カフェ】認知症についてのセミナーレポート
医療や介護の専門家と地域の人たちがつながり、気軽に相談できる場所「からきだ匠カフェ」。
あい介護老人保健施設が社会福祉法人楽友会や大妻女子大学とともに2017年より開催しています。
「からきだ匠カフェ」は毎月第4週の水曜日に唐木田にあるプラネットカフェで開催していますが、
6月は、緊急事態宣言中ということもあり、オンラインでセミナーを開催しました。
セミナーのテーマは「コロナ禍だけど・・・認知症のこと気になりませんか?」。
桜ヶ丘記念病院(認知症疾患医療センター)精神保健福祉士 山田 悠佳さんを講師にお招きし、お話いただきました。
「まずは、認知症って、どんな病気?」
認知症ともの忘れの異なる点など説明いただきました。
認知症においての初期、中等度、重度の症状、それぞれの状態に合わせた相談先やサービスなどの紹介。
ほかにも事例を交えたお話しがありました。
コロナ禍で、自宅で過すことが多くなり、人との関わりが減っている中、
認知症の進行を感じた、などのご相談が増えているそうです。
また、健康と要介護の中間の時期である「フレイル」についてもお話されていました。
外出が減り、自宅にこもりがちになる→気持ちが晴れない日が続く。
口腔ケアがおろそかになる→食事が減り栄養が足りず身体が衰えてくる、というドミノ倒しのように衰えが進んでしまうことがあるそうです。
「なんとなく心配」、「ちょっと気になるから、相談したい」と思った時や
ささいなことでも日常生活で困ったことがあった時には、かかりつけ医や地域包括支援センターなど気軽に相談してみてください、とお話しされていました。
最後の意見交換タイムではセミナーに参加されたソーシャルワーカーの方々や、当財団の「なんでも相談室」の淵野も交えて意見交換をいたしました。
セミナーの資料を講師の山田悠佳さんよりご提供いただきましたので、下記リンク先よりご確認いただけます。
「からきだ匠カフェ」は毎月第4水曜日に唐木田駅前のプラネットカフェ、または新型コロナウィルス感染拡大防止の為、オンラインでも開催中。
最新情報は、下記リンク先よりご確認ください。
■ホームページ(楽友会)
https://www.rakuyuukai.com/service/tama_center/takumicafe.html
■からきだ匠カフェinstagram
https://www.instagram.com/takumicafe/
2021年8月3日 カテゴリー(あい介護老人保健施設): イベント・講座。