4つの特徴
①在宅復帰
「超強化型」を取得
「うちへ帰りたい」を実現させる実績があります
介護老人保健施設には国が定めた5つのタイプがあります。あい介護老人保健施設は、その中でも「超強化型」の条件をクリア。従来の老健よりさらに利用者さんが在宅へ戻れるように機能を強化し、「在宅復帰・在宅療養の支援」としてその実績が評価されている施設です。
<老健の類型>
<評価の項目>
◇ 在宅復帰率・ベッド回転率
◇ 入所前後・退所前後の訪問指導
◇ リハビリテーションマネジメント など
「看取り」も対応
老健で迎える人生の最終段階
これまでの介護老人保健施設は、病院と在宅の中間施設であり、在宅復帰を目指す施設といわれていました。しかし、病院から老健を経由して在宅を目指す方でも、在宅復帰を志半ばにして老衰期を迎えてしまったり、在宅生活で最終段階を迎えるにあたり不安が大きくある方も少なくないと思われます。そのような方は老健を「看取り」の場に選択してください。治療ではなく「生活の場」で迎える命の着地点。その人にとって「穏やか」な生活を最期まで過ごせるようサポートいたします。
②リハビリテーション
日々の暮らしを営み、人生をよりよく生きるために
介護老人保健施設は、リハビリテーションを通じて利用者さんの「今できること」を少しでも多くする施設です。自宅に帰るために、自宅で暮らし続けるために、「こうすればできるかな?」とさまざまな視点から専門職が智恵を出し合い、心身の能力を維持・向上するリハビリテーションを提供します。
専門職によるリハビリテーションを提供
当施設では16名のリハビリ専門職がリハビリテーションを担当。多岐に渡るご利用目的(在宅復帰、心身機能の維持、認知症、高次脳機能障害、嚥下障害、お看取り、ショートステイなど)に合わせ、身体・認知機能の評価から、プログラムを組み立て支援しています。
理学療法士(PT) 9名
寝返り・起き上がり・立ち上がり・歩行などの基本的な動作ができるようにサポートします。
作業療法士(OT) 5名
入浴・食事・趣味や仕事などの作業活動ができるようにサポートします。
言語聴覚士(ST) 2名
言葉や聴こえ方、飲み込みなどの機能の維持と向上をサポートします。
※2022年6月現在
生活期リハビリテーション
リハビリ専門職によるリハビリテーションの他にも、ケアプランでの生活リハビリも実施。介護士・看護師と連携しながら生活課題解決に繋がるプランに日々取り組んでいます。
在宅復帰を目指している場合は、ご自宅にリハビリ専門職が伺い、生活課題の抽出や必要な改善点・生活のしやすさにつながる福祉用具などをご提案します。
「入所」「通所」「訪問」という3つの機会を通じて、皆さんが住み慣れた地域で少しでも長く生活を続けるために、多職種で連携をしながら支援をしていきます。
③認知症ケア
尊厳を大切に、人生の先輩に寄り添います
あい介護老人保健施設では、「その人らしさ」を大切に、認知症の方が安心してご利用いただけるよう寄り添ったケアを心がけています。今までの生活、仕事、趣味などの情報から、できることが続けられるよう環境に配慮し、身の回りのケアや家事活動、レクリエーションなどを行います。
認知症ケアを学んだ専門職によるサポートのもと、家庭的な環境づくりや小人数でのプログラムなどを取り入れています。
小集団認知プログラム「ゆいゆい」(通所リハビリテーション)
小人数でゆったりと落ち着ける環境の中、回想法や歌、体操などを取り入れています。
認知症専門ユニット(入所)
職員による24時間サポートのもと、調理や園芸などを通じて、生活の場としてのケアを大切にしています。
家族会
ご家族を対象に、認知症への理解を深める勉強会やおやつ会など、利用者さん・ご家族・職員間の交流を深める機会を作っています。
職員教育
より質の高いケアを求めて
あい介護老人保健施設は、1980年より多摩市で認知症ケアに取り組んできた天本病院と同系列の河北医療財団多摩事業部が運営しています。財団独自の介護福祉士取得支援制度をはじめ、国が推進するキャリア段位制度の導入など、認知症の有無に関わらず、ご高齢の利用者さんにより良い介護を提供するため、介護職員の定着と育成に積極的に取り組んでいます。
・東京都認知症介護実践者研修
・東京都認知症介護実践リーダー研修
・介護プロフェッショナルキャリア段位制度 評価者講習修了
・キャラバン・メイト養成研修修了
・認定看護師による勉強会(財団独自) など
河北医療財団多摩事業部は、一般社団法人認知症ケア学会認定機関です。
④あいセーフティネットと地域連携
24時間365日、信頼と安心を創造します
あいセーフティネットとは、社会医療法人河北医療財団多摩事業部が運営する医療・介護・福祉の地域ネットワーク体制です。
病院、クリニック、介護老人保健施設、小規模多機能型居宅介護、グループホーム、訪問看護ステーション、ケアプランセンターなど約20の事業所が連携体制を構築し、地域の関係機関とも協力しながら24時間365日のサービスを提供します。
「住み慣れた地域で最期まで」を提唱する地域包括ケアシステムを、多摩ニュータウンを中心に実践しています。