【インタビュー】ケアマネジャー(ケアプランセンターあいクリニック)

今回は、ケアプランセンターあいクリニックのケアマネジャー(介護支援専門員)、大木さんのインタビューをお届けします。
介護福祉士で入職後、ケアマネジャーの資格を取得。二児の母にもなって10年目を迎えた今の心境を語ります。
動画では実際の現場の様子などを詳しくご覧いただけます。(動画:4分14秒)

入職のきっかけについて教えてください

大学を卒業後、最初は他の法人で介護福祉士として働いていました。
父が天本病院に入院することがあり、その時に、ドクターや看護師、相談職、セラピストのみなさんのチーム力が本当にすばらしくて、家族として接していて、とても感動しました。この法人で働きたいなと思い転職しました。

なぜ介護職からケアマネジャーに?

配属されたあい介護老人保健施設では、介護職のスタッフがケアプランを立案することができます。それがすごく楽しかったんですね。家では父や祖母の介護をしていたこともあって、自然と在宅のケアマネジャーをやりたいと思うようになり資格をとりました。

業務はどのように覚えましたか?

幸い、ここは多摩市でいちばん大きい居宅介護支援事業所なので、経験豊富な先輩のケアマネジャーがたくさんいます。最初にプリセプターでついていただいた先輩が、とても利用者さんに寄り添う先輩で、それを吸収できたことがとても大きかったです。お家にもついてきていただいて、独り立ちできるようになりました。

日々のスキルアップは?

職員のみなさんがとても勉強熱心で、いろんな資格を持った方がたくさんいますので、自然と知識を吸収することができます。
事業所内の研修もとても充実していると思います。月に1回かならず勉強会がありまして、自分の知らなかった知識を新しく入れられるので、とても勉強になります。また、それとは別に事例検討会も毎月あります。ケースについてみんなで意見交換をしますので、他の事業所のみなさんも参加するので、すごく刺激になりますね。

ケアプランセンターあいクリニックの特徴は?

あいクリニックに併設された居宅事業所なので、やはりそこが大きいですね。医療法人ですし在宅医療に力を入れているので、ドクターや訪問看護師さん、リハさんたちとの距離がとても近いです。すぐにドクターのところに行って直接相談できたり、プチ会議のようなものをしたり、顔をみて直接話せることがすごく強みだなと思います。自分自身のスキルアップにもなりますし、利用者さんからも連携の良さがとても喜ばれています。

仕事で大切にしていることは何ですか?

どんなに忙しくても利用者さんの声に真摯に耳を傾けて、その声を聞き逃さないようにすることを大事にしています。あとは専門性ですね。ケアマネジャーは利用者さんと事業者さんとの懸け橋になる存在なので、つなぐ力がとても大事だと思っています。日頃から事業者さんの最新情報を取り入れたり、利用者さんに本当に合うものは何なのかを上手に考えながらコーディネートしていきたいと思っています。自分がケアマネジメントをして、チームで協働してその目標を達成できた時は本当に嬉しいですね。利用者さんがそれを喜んでいる姿を見られるケースがたくさんあって、ここまで来ているという感じです。

今後の目標は?

ケアマネジャーになって10年目になります。チームサポートのおかげで、産休と育休を2回づつ取らせていただきました。6歳と2歳の子育てをしているのですが、子どもの成長とともに自分も成長できるのがとても嬉しくて毎日充実しています。子育てと仕事のバランスをうまくとりながら、これからも両立してケアマネジャーとしてやっていきたいと思っています。

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(2023年5月取材)