夏休みボランティア(姉妹編)
聖ヶ丘は眩しい日差しとセミの鳴き声に包まれています。
そんな猛暑のどんぐりに、先日夏休みボランティアとして高校生姉妹が参加してくれました。
自己紹介のときに、特技だという”バトントワリング”を披露してもらい、
技が決まると、ご利用者様は優しい表情で拍手を送っていました。
「せっかくなので。」
と、棒体操の棒を使った『ご利用者様ができそうな簡単なバトンの技』がないか、
聞いてみました(無茶ぶり…?)。
まずは、指で棒をくるくる回す技を見せてくれました。
ですが、やはりご利用者様には難解であり、棒を手で持ったまま固まってしまいました。
次に、首元に置いた棒を伸ばした両肘まで転がす技を見せてくれました。
数人がチャレンジするものの、棒が落ちたり、動かなかったり。
「むずかしいわね。」
「…無理だ。」
などの声が聞こえてきました。
そう簡単にはできませんね。バトンの難しさを実感しました。
そこで、いつもの棒体操に変更しました。
ボランティアのお二人にも棒を使った体操を考えてもらいました。
最初こそ棒を回転させるような難しい動きでしたので、ご利用者様は戸惑っていましたが、
徐々に目の前のご利用者様が『できそうな動き』を理解してくれたお二人が、
腕を回す、腰をひねるといった動きで、ご利用者様と一緒に体を動かしました。
こうして、体操は20分近く続きました。
動きを考えるのは大変だったと思いますし、
無茶ぶりに何度も応えていただき、ありがとうございました。
ご利用者様も職員も、楽しく過ごすことができました。
~利用者様より、ボランティア姉妹へ~
「ありがとう。」
「がんばってね。」
2023年8月11日 カテゴリー(あいグループホームどんぐり): どんぐり日記。