ステーション 勉強会
稲城市、麻生区、多摩区周辺の訪問看護・リハビリを行うあい訪問看護ステーション平尾です。
11月に入り、勉強会を催しました。
今回は、理学療法士の塚本さんによる呼吸筋アプローチについてです。
先ずは、基本的解剖学の復習から始まりました。
実践開始
仰臥位上部胸郭呼吸介助法を始めるところです。
ポイントは、両鎖骨下前胸部に両手掌を置き、呼気時に≒45°下方(胸骨を患者の腰部方向に平行移動させる)に向けて胸郭を同時に押し下げる。そして吸気時には介助者の手掌は外すようにし圧迫除去します。
仰臥位下部胸郭呼吸介助法
乳頭よりやや下方で両手掌を前胸部から胸郭外側に置き呼気時に骨盤方面に向かって胸郭を同時に押し下げる。上肢のみで圧迫するのではなく術者の体重を前方に移動しながら実施します。
側臥位下部胸郭呼吸介助法です。
両手掌を患者の剣状突起の高さを目安に前胸部後胸部から挟み込むように置き母指は腋窩中線上に揃えて呼気時に患者の骨盤に向けて圧迫を加え尾側方向に引き下げて行きます。
他にも色々なアプローチ法がありました。今後も勉強会で学んで行ったことを実践に行かせるようスタッフ一同邁進して参ります。
最後に秋の終わりの一コマ
2021年11月30日