雪

朝からチラチラと降り始めた雪は、昼には５㎝ほどの積雪になりました。カーテンを半分開けた窓越しに、しんしんと降り続く雪が見えます。皆さん、廊下からリビングに戻るたびに「雪!!」と足を止めて外をご覧になっていました。

レクでは雪にちなんで、「雪が付く言葉」を挙げてもらいました。「雪だるま」「雪合戦」はすぐに答えられましたが、意外と答えが出て来ません。ヒントで「粉雪」「雪印」「雪見大福」が出てきました。また、雪の話をしているうちに「雪女」「雪ん子」「ドカ雪」「雪見酒」といった言葉も出てきました。

「雪見酒って雪景色の温泉に入りながら飲む酒のことですか？」と聞くと、「いやあ、こたつです。」との返事が。「それだと外の雪が見れないですよ。」と聞くと、「障子。雪見障子」と別の方が言いました。雪見障子とは「下半分がガラスになっていて、外の景色が見られるようになっている障子」のことだそうです。「雪見酒って、こたつに入りながら雪見障子越しに雪景色を眺めて飲むお酒ですって。いいですね。」と伝えると、数人がにっこりとして下さいました。

あるご利用者様は「雪が付く言葉は日本らしい風情のある言葉が多いわね。」と仰っていました。本当にその通りです。

その後、手のひらサイズに作った雪だるまに触れていただきました。「可愛らしいねえ」ニコニコとしていた方が、触った途端「冷たい！！」と驚いて手を引っ込めていました。リアルな雪の冷たさは久々でしたね。

東京では珍しい雪、今日は雪を味わって過ごしていただきました。

2023年2月15日　カテゴリー（あいグループホームどんぐり）: どんぐり日記。

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