
暑さ対策
6月に梅雨入りをするのは今までの常識でしたが、梅雨前線がどこかに行ってしまうのは、初めての経験でした。そして、6月にはそぐわない暑さになっておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
やはりこの時期気を付けなければいけないのは、熱中症に脱水症ですね。
成人が一日に必要な水分は約2.5Lと言われています。その内、食事や体内で作られる水などもありますので、飲み水としては1.2Lほど摂取して頂ければベストです。
★摂取水分 ★排泄水分
食事 1ℓ 便・尿 1.6ℓ
飲水 1.2ℓ 呼気・汗 0.9ℓ
体内で作られる水分 0.3ℓ
一度に飲水する必要はありません。こまめに飲水することが大事です。例えば、起床時や入眠前、入浴前後、炊事、洗濯後などちょっと体を動かした後など、のどが渇く前の水分摂取をお勧めします。
熱中症予防は、やはりなんといっても、涼しくして過ごすの一番ですが、なかなかそうは言ってられませんね。エアコンの積極的利用はテレビなどでも言われていますが、最近では、冷却グッズも色々販売されています。上手に活用するのも手ですね。
症状としては、頭痛や嘔気・嘔吐などがありますが、熱中症と気が付かない方もいらっしゃいます。
他症状としては、
めまい・失神・筋肉痛・大量の汗・不快感・倦怠感・虚脱感・意識障害・けいれん・手足の運動障害・高体温などの症状があります。
熱中症を疑う症状が出現したら、涼しい場所へ移動する、氷で首やわきの下、太ももの付け根などを冷やしましょう。けいれんや意識障害など反応がない場合は、救急車を呼ぶ必要がありますが、そこまで、我慢せずにこまめな水分摂取や涼しい環境を整えるなど熱中症予防をしていきましょう。
2025年6月30日 カテゴリー(あい訪問看護ステーション): ステーション日記。