
【専門性を磨く】「飲込みの動き」を多角的に学ぶ!嚥下ケア勉強会
10月9日あい訪問看護ステーションの摂食嚥下認定看護師による『飲込みの動きを画像で診て聴いてみよう』と題した勉強会を開催しました。
今回は3つのあい訪問看護ステーションだけでなく、クリニック、病院の看護師が集まり、食べる喜びを支えるケアについて深く学び合う貴重な機会となりました。
誤嚥のメカニズムを体感!「唾液」の重要性を再認識
勉強会では、訪問時よく見られる「お口を開けたままの高齢者」の摂食を模擬体験をしました。
口が開いたままだと乾燥し唾液が少なくなります。そのままで食べ物を食べると、「食べずらい」「美味しくない」を参加者一同が実感しました。この模擬体験から、「唾液をしっかり出し、口腔内を整えるケア」が、安全に、そして美味しく食べるためにいかに重要であるか再認識しました。

画像と聴診で「見えない飲込み」を可視化
更に、嚥下機能の専門的味評価法であるVE(嚥下内視鏡検査)やVF(嚥下造影検査)の画像を視聴しました。これにより、普段は見えない水分や食べ物の「飲込み時の複雑な動き」を視覚的に理解することができました。
また、実際に水を飲み、お菓子を食べた時の首元の音を聴診器で聞いて、安全に飲込んでいるかを参加者同士で確認し合い、聴診によるアセスメント秘術を磨きました。

挨拶から始まる、訪問看護師の「嚥下アセスメント」
飲込みは、訪問時の挨拶から「咽頭頭」の位置、首の筋肉、発声の質などアセスメントします。
これらの情報を総合的に確認し、利用者様が「その人らしく、美味しく食べ続けられる」ためのケアへ繋げていきます。
今回の勉強会を通して、訪問看護師としての食べるを支えるケア技術と他職種連携を深めることができました。これからも利用者様の日々の生活に寄り添い、質の高いケアを提供して参ります。
所長 岸野
2025年10月27日 カテゴリー(あい訪問看護ステーション): ステーション日記。
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