絵本との出会い
こんにちは、看護師の明石です。
日中はポカポカ陽気で、梅の花が咲き、春を感じることが多くなってきました。
新型コロナウィルスやインフルエンザ、花粉症とつらい時期が続きますが、体調管理には気を付けてくださいね。
先日、娘の小学校にPTAの活動で読み聞かせをしてきました。
保護者だけでなく、地域の方も参加してくださっている活動です。
授業開始前の約10分で、絵本や紙芝居などを読んでいます。
授業前に読み聞かせをすることで、こどもたちが落ち着いて、授業を受けることができる効果があるそうです。
今回は利用者さんからご紹介頂いた、アナグマが主役の絵本を読みました。
アマグマは、困っている友達がいると助けたり、時には寄り添っていました。
歳をとっており、物知りなので、いつもみんなに頼りにされていました。
ある日、アナグマは不思議な素晴らしい夢を見ながら、天国へ旅立ちました。
周りの友達は悲しみ、季節が変わっても悲しみはなかなか消えませんでした。
春が来てみんなでアナグマの思い出を語り合いました。
みんなそれぞれアナグマに料理や、ネクタイの結び方を教わったり、難しかったことでも、アナグマが助けてくれたことで、できるようになった話をしました。
そしてアナグマが残してくれたものの豊かさで、皆の悲しみも徐々に消えていきました。
人はそれぞれ、大切なおくりものを残してくれているのだな、と思いました。
読んだ後は、心がほっこりと温かくなり、職場へと向かいました。
今回は4年生に読みましたが、みんな真剣に聴いてくれました。
来月は1年生担当です。また読もうと思います。
素敵な絵本、ご紹介ありがとうございました。
おすすめの絵本がありましたら、是非教えてくださいね。
2020年2月27日 カテゴリー(あい訪問看護ステーション): ステーション日記。