停電時の対策も忘れずに!
こんにちは。リハビリスタッフのHです。
連日、猛暑が続いていますが皆様体調など崩していませんか?
昨年の夏は観測史上最も暑くなったと言われていますが、今年もそれに匹敵する暑さになると予想されています。
毎年のことですが熱中症対策が重要になってくる季節ですね。
この夏は暑さだけでなく変わりやすい天気も特徴的で、あい訪問看護ステーションのある多摩市貝取でも落雷の影響からか、短時間ですが停電したことがありました。
その時は5分程度で電気が復旧しましたが、その2日前に1時間ほど停電した地域がありました。日中だったため明かりには困りませんでしたが、エアコンや扇風機など電源を使用する全ての物が使用できなくなりました。
利用者様宅へ訪問していましたが、そのお宅では直前までエアコンを使っていため、ある程度の時間は冷気が室内に残っていましたが、徐々に気温が上昇しあっという間に室温が29℃に届きそうな暑さになっていました。
幸い充電式の扇風機があったことと、1時間弱で停電が解消されたためことなきを得ましたが、この夏の停電は長引けば長引くほど熱中症になる可能性が高くなると痛感した出来事でした。
【停電時の熱中症対策】
① 水分補給
まずは水分を補給することが大切です。コーヒーやお茶のように利尿作用が高い飲料はできるだけ避けて、水やスポーツドリンクなどを補給しましょう。
また、汗をかくと大量の塩分が体外に放出されます。体内の塩分濃度が低くなると体温調整機能が正常に働かなくなるので、塩飴や少量の塩も合わせて摂取しましょう。
②体を冷やす
体の熱を体外に排出するための対策も必要となります。冷凍庫に保冷剤や氷がある場合は、タオルなどに巻いて太い血管がある首に当ててください。
保冷バッグがあれば、冷蔵庫や冷凍庫のものをその中に入れて保管しましょう。電源が切れて数時間たった冷凍庫や冷蔵庫に比べると保冷力が高く、凍った食材や氷なども入れることができれば、保冷バッグの保冷力はさらにアップします。
保冷剤がない場合は、タオルを水で濡らして首に巻きましょう。体を濡らすと、その水分が蒸発するときに体の熱を下げられます(気化熱の原理)。気温が上がると汗をかき、体温を下げようとするのと同様の方法です。
普段の熱中症対策に加え、停電など災害時の対策もご家族や近隣の方など地域をあげて考えていけると良いですね。
2024年7月31日 カテゴリー(あい訪問看護ステーション): ステーション日記。