
『あいうべ体操』とは何ぞや?
暑い日が続いていますが、夏バテ・脱水などでぐったりしていませんか?
今日はいつまでも口の健康を保つために最近、流行りの『あいうべ体操』のご紹介です!!
突然ですが、皆さんの舌の位置はどこにありますか?上あごに触れていますか?
それとも、どこにも触れず口の中に空間ができていますか?
本来、舌は上あごに軽く接触している状態が望ましく、下に落ちているほど口呼吸になっている可能性が高いそうです。
口呼吸はアレルギー性疾患や口腔内乾燥からくる易感染性、口臭・虫歯・歯の喪失、呼吸が浅くなることで呼吸器疾患のリスクや自律神経の乱れ、ぼーっと集中力がなくなったり、嚥下機能も低下する等など、百害あって一利なし。
口呼吸から鼻呼吸に移行するための簡単な体操、それは『あいうべ体操』。
福岡市「みらいクリニック」の今井院長が考案され、今では下は保育園に通うような園児から上は高齢者施設だけでなく、元気にお過ごしなご年配の方まで、老若男女問わず取り組まれています。
フェイスラインのエクササイズにもおすすめです!
最近、よくTVでも紹介されているので、ご存知の方も多いかと思いますが、覚えていただきたいのは以下のたった4つの動き。
① 大きく口を開けて「あー」
②しっかりと唇を引いて「いー」
③タコのように唇を突き出して「うー」
④下あごめがけて力いっぱい「べー」
無理のない範囲でそれぞれの動きを3-5秒かけてゆっくりとキープし、全部で5-10回繰り返します。
1日に30回(例:朝・昼・夜ごはんの前に10回ずつ)を目安に繰り返すとお勧めです。
いつまでも美味しくお食事が食べられ、元気はつらつでいられるよう、今日からあいうべ体操をはじめてみませんか?
2019年8月13日 カテゴリー(あい訪問看護ステーション): 医療コラム。