河北訪問看護・リハビリステーション阿佐谷 長期ケアの質指標評価のための調査について

河北訪問看護・リハビリステーション阿佐谷
長期ケアの質指標評価のための調査について

研究概要

東京大学大学院医学系研究科 健康科学・看護学専攻 高齢者在宅長期ケア看護学分野では、要介護高齢者への訪問看護によるケア提供の効果、サービスの充実度を多面的に測定するための長期ケアの質指標(VENUS指標)の開発に関する研究に取り組んでいます。
この研究の対象者に該当する可能性がある方で、ご自身のデータを研究目的のための利用を希望されない場合は、末尾に記載の問合せ先までご連絡ください。
 

研究課題

Long-term care 質指標の開発(審査番号2019063NI-(2))
 

研究機関名および研究責任者氏名

この研究がおこなわれる研究機関と研究責任者は次に示すとおりです。

研究機関:東京大学大学院 医学系研究科 健康科学・看護学専攻 高齢者在宅長期ケア看護学分野
研究責任者:山本則子
 

研究期間

2021年9月15日~2026年6月30日
 

調査の対象となる可能性のある方

河北訪問看護・リハビリステーション阿佐谷の訪問看護を利用しており、状態が安定している75歳以上の方
 

研究目的

我々は、要介護高齢者への訪問看護によるケア提供の効果、サービスの充実度を多面的に測定するための、長期ケアの質指標(VENUS指標)の開発に取り組んでいます。
VENUS指標の活用により、客観的で正確な質評価に基づく長期ケアの質改善に寄与することをめざしています。この指標を完成させるため、信頼性・妥当性の側面から指標を洗練する必要があります。そこで本研究は、VENSU指標の信頼性・妥当性を検証することを目的とします。
 

研究のの方法

この研究は、東京大学大学院医学系研究科・医学部倫理委員会の承認を受け、東京大学大学院医学系研究科・医学部長の許可を受けて実施するものです。
2人1組もしくは3人1組の訪問看護師と介護支援専門員に、利用者1名以上についてVENUS指標(ウェブ調査)に回答していただきます。1回目調査の2週間後に、同一利用者に対するVENUS指標に再度回答していただきます。
 

個人情報の取り扱いについて取り扱いについて

この研究で扱うデータは外部に漏えいすることのないように、慎重に取り扱います。利用者の方の情報には氏名や住所、生年月日など個人が特定される情報は含まれません。収集したデータは、どなたのものか分からない状態で、パスワードロックをかけたパソコンで厳重に保管します。
 
研究の成果は、回答をいただいた方々の個人情報が明らかにならないようにした上で、学会発表や学術雑誌およびデータベース上などで公表します。
 
この研究に関する費用は、厚生労働科学研究費補助金(長寿科学政策研究事業)「早期の在宅療養移行及び療養継続支援における訪問看護による効果測定及び評価のための研究」および日本学術振興会科学研究費挑戦的研究(萌芽)「Long-term careアウトカム質指標の開発:施設・在宅横断型指標の構築」から支出されています。本研究に関して、開示すべき利益相反関係はありません。また、謝金はございません。
 

当研究に関するお問い合わせ

この研究について、わからないことや聞きたいこと、何か心配なことがありましたら、 お気軽に下記の連絡先までお問い合わせください。
 

問い合わせ先

連絡担当者:河瀬 希代美(大学院生)
〒113-0033 東京都文京区本郷 7-3-1
東京大学大学院医学系研究科 健康科学・看護学専攻 高齢者在宅長期ケア看護学分野
Tel:03-5841-3508
Fax:03-5841-3502
Email: k-kawase2525@g.ecc.u-tokyo.ac.jp