アレルギー科
アレルギー科について
当科は、アレルギーでお悩みの患者さんの診療をおこなっています。
気管支喘息の治療は近年目覚しく進歩し、喘息のコントロールは以前よりも容易になりました。しかし様々な治療をしても症状がコントロールされない難治性喘息の患者さんは10%程度存在します。また喘息にはアレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎が合併していることが多いですが、このような場合、喘息の治療だけでは症状やQOL(生活の質)の十分な改善が得られないこともしばしばです。
当外来ではこのように喘息のコントロールが不十分でお困りの患者さんに来ていただきたいと考えています。また、原因がはっきりせず、咳や息苦しさなどが続いている方もお待ちしています。
スギ花粉症に悩む方は多いですが、最近、舌下免疫療法が開発されました。これは効果が期待できる治療法ですので症状の重い方にはお勧めできます。この治療法をご希望の方は、ぜひいらしてください。
その他にもアレルギー性疾患の種類は非常に多く、食物依存性運動誘発アナフィラキシー、食物アレルギー、ラテックスアレルギー、口腔アレルギー症候群など原因アレルゲンをはっきりさせることが難しいものについても、アレルゲンの特定でお役に立てればと考えています。
舌下免疫療法の流れ
診察1回目
1.受付
当院かかりつけの方は、窓口にて受付をおこなってください。
当院を初めて受診される方は、河北総合病院 紹介窓口へ「初めて受診」するということを伝え、保険証と紹介状をお渡しください。診察券を発行後、スタッフより外来をご案内いたします。
2.診察
河北総合病院 分院 内科外来のアレルギー科での診察となります。お薬手帳をお持ちの方は、必ずご持参ください。採血検査のご案内と、次回の予約(おおよそ1週間後)をお取りします。
3.採血検査
採血室にて採血をおこないます。結果は2回目の診察時にお渡しします。
これで1回目の診察は終了です。
診察2回目
1.受付
2回目の診察を受ける際は自動受付機で受付を済ませ、河北総合病院 分院 内科外来の前でお待ちください。
2.診察
前回同様、アレルギー科での診察となります。1回目の受診時に実施した採血検査の結果で、スギ花粉舌下錠の処方が可能かを判断します。
3.薬の投与
診察後にお会計となりますが、近隣の調剤薬局にてスギ花粉舌下錠の受け取り後に再度外来へお戻りください。処置室で看護師から投与の方法をご説明します。投与後副作用などの問題がないと医師および看護師が判断したら、終了となります。
以降は2ヶ月に1回程度、通院していただきます。
診療日
アレルギー科
担当医師 : 森田 寛
診察場所 : 河北総合病院 分院 内科外来
診察日程 : 木・金曜日(午前のみ)
お問い合わせ・ご予約
TEL :03-3339-2121(代)
※月~土曜日 9:00~17:00 祝日は除く