河北総合病院 循環器内科 失神に関する臨床研究について

失神に関する臨床研究のお知らせ

研究概要

課題名

埋め込み型心電計の有用性と失神外来開設の関係
 

背景

失神は様々な原因で生じますが、その3割は心臓が原因といわれています。心臓が原因の失神のうち、そのほとんどが不整脈が原因ということが知られています。失神という病気の特性上、診察時には元の状態に戻ってしまっているため、失神を呈するような不整脈は通常の心電図では検出することが難しいです。そのため植込み型心電計により不整脈の検出をおこなうことが有用と考えられています。 
 

目的

残念ながら植込み型心電計を留置したすべての患者さんで、原因が判明するわけではありません。上記の理由で植込み型心電計のデータを解析することで、どのような患者さんで不整脈の検出率を検討することとしました。
 

方法

2017年1月~2021年7月の期間に植込み型心電計を留置した40例を対象に、患者さんの特性や転帰をカルテ上で調査し、必要時には電話で情報を確認させていただきます。
 

患者さんへの不利益

カルテ上の調査のため、不利益になることはありません。
 

当研究に関するお問い合わせ

この臨床研究に関してご質問がある場合には、下記連絡先までお問い合わせください。
 

問い合わせ先

河北総合病院 循環器内科 片野 皓介
住所 : 東京都杉並区阿佐谷北1-7-3
Tel : 03-3339-2121
FAX : 03-3339-2986