リハビリテーション部門について

About Rehabilitation

その〝ひと〟らしい 生活の創造

「リハビリテーション」は「人間の復権」であり、
患者さんにあった”オーダーメイド”のリハビリ医療を提供し続けることが大切です。

河北医療財団リハビリテーション部門では地域医療に貢献できる、”視野の広いセラピスト”を求めています。

河北=総合力で地域の期待に応えられるよう、私たちと共に真心のこもったリハビリテーションを提供していきましょう。

目指すべきリハビリセラピスト像

目指すべきリハビリセラピスト像

求める人財4K(行動指針)

  1. 謙虚さ
  2. 行動力
  3. 継続性
  4. 向上心

メッセージ

患者さんにあった〝オーダーメイド〟のリハビリ医療を提供

リハビリテーション医療は、時々刻々と変化する患者さんお一人おひとりの症状や機能により、リハビリの内容や目標をその変化に併せて日々検討し直す必要があります。我々の使命は患者さんが社会に戻る際の不安をいかに軽減し、一日も早くより安全に日常生活を取り戻すことにあります。そのために我々は患者さんが社会に戻った時にどんな生活を送るのかを常に想像しながら、患者さんにオーダーメイドのリハビリ医療を提供し続ける必要があります。

患者さんが退院されると、その後の様子や生活状況を知る機会はそう多くはありません。河北医療財団内には急性期(河北総合病院)、回復期(河北リハビリテーション病院)、生活期(河北総合病院訪問リハビリテーション部、河北訪問看護・リハビリステーション阿佐谷、介護老人保健施設シーダ・ウォーク)、多摩事業部で地域に根ざしたシームレスなリハビリ医療を提供するための施設が整っています。このため自分の目の前にいる患者さんがこれまでに、どのような経過を辿ってこられたのか、またはこれから辿っていくのかを知ることができる河北リハの環境は成長の糧になることでしょう。

今後、皆さんは多くの患者さんと接することになりますが、退院される患者さんの笑顔や「ありがとう」の一言は何にも換えられない喜びです。一人でも多くの患者さんを笑顔で送り出す喜びを共有できることを楽しみにしています。病院だけでは完結しない、地域に根ざしたリハビリテーション医療を一緒に実践していきましょう!

科・部の紹介

■河北総合病院/河北総合病院 分院 リハビリテーション科(阿佐谷)
■河北総合病院 訪問リハビリテーション部門(阿佐谷)

様々な疾病の患者さんに対して、入院早期よりしっかりとリハビリテーションを提供します

「リスク管理」、「生活の再構築」という観点で、下記の疾患を中心に入院直後からリハビリテーションを提供しております。

  • 脳血管疾患(脳卒中、神経難病等)
  • 運動器疾患(上下肢骨折、靭帯・腱損傷、脊椎疾患、手指疾患、スポーツリハビリ等)
  • 呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患、肺炎、肺癌等)
  • 循環器疾患(心筋梗塞、狭心症、心不全等)

さらに、廃用症候群、ターミナル期の疾患等、全病棟へ関わることができる体制を組んでおります。リハビリスタッフは病棟担当制としており、医師や看護師、他職種スタッフとの連携・コミュニケ―ションを密にしたチームでの関わりを大切にしております。また、急性期病院ながら退院前に在宅訪問等もおこない、約6割の方が在宅復帰しています。その他、地域の方を対象とした各種教室、勉強会にも協力しています。

また、訪問リハビリテーションも実施しています。地域の保健・医療・福祉サービスと連携しておこなっており、財団内外の退院後支援、杉並区に根ざした地域リハビリテーションの役割を担っています。ご利用者様やご家族様がQOL(生活・生命・人生の質)を高められるよう、ご自宅での生活に必要な知識・技術の提供やアドバイスをし、在宅生活の継続と社会への参加を支援しています。
セラピスト複数担当制をとり、在宅現場のリハビリテーションを学ぶ機会として、財団内セラピストが見学研修や実践研修をおこなう、研修機関の1つとしても機能しています。同行訪問や、チームカンファレンス等を通して「現場力を身につける」教育体制をとっています。訪問リハビリは、ただ自宅でサービスを提供するだけではありません。訪問時の評価を本人、家族、多職種等へ適切に伝え、生活に活かしてもらうことで効果がでます。キーは「多職種連携」であり、そのためのコミュニケーション技術が求められます。

セラピスト在籍者数(2023年4月現在)

理学療法士 作業療法士 言語聴覚士  合 計 
30 12 5 47

■河北リハビリテーション病院 セラピー部(方南町)

入院生活で経験されるすべてがリハビリテーションとなります。お一人おひとりにあった「オーダーメイドのリハビリ医療」を提供します

脳血管疾患・整形外科疾患の方が主に入院されております。患者さんが退院後に地域で豊かな生活が送れるよう、医師・看護師・ソーシャルワーカーと意見交換をしながら、患者さん一人ひとりにあったリハビリを提供できるように取り組んでおります。また、入院生活全体をリハビリと考え、訓練室での個別指導や病棟訓練、看護師・介護士への介助方法伝達など、リハビリの時間以外も退院後の生活を見据えた取り組みに励んでおります。家庭訪問もおこない、必要な家屋の改修や日常生活動作・介助方法を提案いたします。また、入院中に提供したリハビリの成果を確認するため、退院後の家庭訪問もおこなっております。退院後の生活の様子を見学できる、とても貴重な機会です。

セラピスト在籍者数(2023年4月現在)

理学療法士 作業療法士 言語聴覚士  合 計 
73 16 15 104

■介護老人保健施設 シーダ・ウォーク セラピー部(荻窪)

住み慣れた地域でいつまでも生活できるように支援をおこないます
通所(デイケア/短時間デイケア)

自主練習指導や生活に関わるアドバイスなど、専門家としてご利用者やそのご家族の生活を支えるため、一人ひとりのニーズにあわせたリハビリを提案しております。また、リハビリと運動プログラムを中心におこないたいというご利用者の希望にあわせて、短時間のデイケアもおこなっております。

入所(ロングステイ/ショートステイ)

個別・集団リハビリに加え、介護スタッフと共にリハビリメニューを検討・実施するなど、介護職との連携したリハビリも魅力の一つです。必要に応じて装具調整や車椅子選定、家屋評価もおこなうので、セラピストとしての視野の広さが問われます。また、河北訪問看護・リハビリステーション阿佐谷と連携し、ショートステイでの集中的なリハビリにも力を入れております。
介護保険の改訂により、一層、ご利用者の在宅復帰が求められるため、リハビリの重要性が高まっております。

セラピスト在籍者数(2023年4月現在)

理学療法士 作業療法士 言語聴覚士  合 計 
9 2 0 11

■河北訪問看護・リハビリステーション阿佐谷(阿佐谷南)

多職種連携を図り、その人らしく、その家庭らしく生活するための支援をおこないます

私たち訪問リハビリ部門は、3つの柱を基に展開しております。

  • 訪問診療・訪問看護と密接に連携した「医療連携強化」
  • 財団内医療機関の受け皿としての「退院後支援」
  • 杉並区に根ざした「地域リハビリテーション」

セラピスト複数担当制をとり、多職種スタッフでのカンファランス機会を多く設けるので、多角的な評価を共有でき、安心して訪問できるシステムが大きな特徴です。
また、在宅現場のリハビリテーションを学ぶ機会として、財団内セラピストが見学研修や実践研修をおこなう、研修機関の1つとしても機能しています。同行訪問や、チームカンファランス等を通して「現場力を身につける」教育体制をとっております。訪問リハビリは、ただ自宅でサービスを提供するだけではありません。訪問時の評価をご本人やご家族、多職種等へ適切に伝え、生活に活かしてもらうことで効果がでます。キーは「多職種連携」であり、そのためのコミュニケーション技術が求められます。

セラピスト在籍者数(2023年4月現在)

理学療法士 作業療法士 言語聴覚士  合 計 
3 1 0 4