【研修ブログ】新任中堅役職者の研修を開催

組織マネジメントって難しい。

河北医療財団多摩事業部では、「職員が自ら成長し働き続けられ、やりがいのある環境づくり」を目標に掲げています。

9月30日に中堅職員向けに「中堅研修」を開催しました。

今回は各事業所から初めて役職者となった副主任と主任14名が集まり、
財団の理念と組織マネジメントについて考えました。

役職者になると、一般スタッフとは違った視点で業務を行わなければなりません。
新米中堅職員の皆さんにどんな学びがあったのでしょうか。

まずは財団の理念についての講義です。

理念とはまさに企業のモットーともいえる大切なものですよね。
改めて理念の意味や目的を考えることで、財団職員として進むべき方向性が見えてきます。

当財団の理念は「社会文化を背景とし 地球環境と調和した よりよい医療への挑戦」です。
かみ砕いて考えることで、各々の業務に落とし込むことができたのではないでしょうか。

次は、グループワークを通じて職場のマネジメントについて考えます。
とある職場における組織の問題事例を題材に、まずは個人で問題点や対応策を考えます。

・困っている人がいるのはなぜだろう。。
・一次的な支援では応急処置にしかならないし。。。
・そもそも運営方法に問題あり??

個人で考えた内容をもとに、グループワークを行います。
コンセンサス法に則り協議を重ね、一つの意見にまとめます。

賛成意見と反対意見の両者の納得を持って決定するのがコンセンサス法です。
コンセンサスに気をつけて話してみると、これがなかなか難しい。。

業務では関わりの少ない他事業所のスタッフでのグループワークは、
いつもと違う気付きがたくさん!

日ごろの会議やカンファレンスも同様で、限られた時間内で、ゴールを見失わずに話し合いを進めます。
ワーク後に各グループの発表を聞き、様々な発想があることに気づきました。

最後に、仕事の優先順位付けについての講義でまとめです。

自分の業務と部下の育成、管理職になると守備範囲が広がります。
効率よく業務をこなせるよう、優先順位付けの考え方を身に着けていきます。

半日の研修で中堅管理職として実りのある時間だったのではないでしょうか。
多摩事業部では、これからも様々な研修を通して職員のキャリアアップを支援して参ります。