【報告】職員向け勉強会「ai-ACP研修会」

2018年9月5日

河北医療財団 多摩事業部では財団全体で行われる研修以外にも様々な職員向け勉強会を実施しています。

8/31(金)に天本病院 看護介護部 部長が中心となり発足した「ai-ACP プロジェクト」主催のアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の研修会が開催されました。

ACPとは人生の最終段階における医療とケアについて事前に話し合うためのプロセスのことです。「ai-ACPプロジェクト」の「ai」は河北医療財団 多摩事業部が大切にしている「ご高齢の方が住み慣れた地域で安心して暮らせることを実現する」ため形成された医療・介護・福祉のあいセーフティネットワークの「あい」を意味しています。

研修の講師はACPファシリテーターの天本病院 看護介護部 部長と天本病院 特殊疾患病棟(精神)の師長が担当しました。

講義とロールプレイを行い、ロールプレイでは患者さん役と聞き役に分かれてコミュニケーションスキルのトレーニングや会話から不安なことや大切なことを読み取る力など意志決定支援のプロセスなどを学びました。

日々の業務で行っていることでも改めて見つめ直すことで新しい発見が生まれ、お互いにアドバイスし、有意義な時間となりました。

研修にはあいセーフティネットの各事業所から看護職だけではなく、介護職や相談職も参加しました。河北医療財団 多摩事業部では事業所・職種を超えての研修も盛んに行われています。

高齢者医療を中心に展開するあいセーフティネットでは、これからも多職種協働でご本人・ご家族のより良い人生の最終段階を支えていけるよう切磋琢磨していきます。