【職員インタビュー】介護福祉士@あい介護老人保健施設

2019年1月4日

介護福祉士の専門学校に入ったけれど、向いている自信が全然持てなかった

上智社会福祉専門学校を卒業し、新卒で介護福祉士として入職。約3年が経ちました。

高校時代に進路を考えた時、早く資格を取って確実に就職できる仕事がいいなと思ったんです。介護福祉士を選んだのは社会的需要があるから。正直、特に高齢者と接する仕事がしたいとか、そんなモチベーションでもなかったんです。だから学校でも、まわりの同級生は意識が高くてキラキラしていたけれど、自分はどこか冷めていて。コミュニケーションも得意じゃないし、親にも向いてないって言われたけれど、せっかく入ったんだから辞めるわけにはいかないと思っていました。

多摩市の桜ヶ丘で育ちました。地元で就職先を探していた時、母の友人が同じ財団のグループホームで働いていて、評判が良いから一度見に行ってみれば?と勧めてくれたんです。説明会に行くと、あいセーフティネットは介護施設だけではなく、病院や在宅医療も運営している規模の大きな財団だと知って、安心して働けそうだなと思い入職を決意しました。

ひとつひとつ、階段を昇るように仕事を覚えて

あいセーフティネットでは、新卒の介護職はまずあい介護老人保健施設に配属され、ケアの基本を学びます。僕は在宅復帰強化型ユニットに配属になりました。25名の利用者さんが入所していますが、ここで日々の暮らしやレクリエーションなどを通じ、自宅へ戻るための実践的なリハビリをしています。職員の多くは介護職ですが、理学療法士や作業療法士・言語聴覚士などのリハビリ専門職や医師・看護師との連携も深く、チームケアで日々動いています。和気あいあいとした雰囲気で、先輩や同僚には本当に恵まれていますね。

1年目はプリセプターの先輩がつくので、手取り足取り教えていただきました。学生時代にも実習はあったけれどほとんど見学しているだけ。実務はここで全部覚えました。最初は利用者さんの身体に触るのもおどおどしてしまうし、声をかけられても気の利いた会話ひとつ返せない。いろんな忙しさもあって大変だったけれど、「困った時はいつでもメールして」と時間外でもサポートしてくれる先輩もいて、精神的にとても支えられました。技術的な面も、入職直後は毎日しっかりプログラムが組まれていて、これができるようになったら次はこれ、利用者さんも介護度の軽い方から担当して、という風に、ひとつひとつステップを踏んで無理なくスキルが身に付くようになっていました。夜勤もありますが、経験豊富な先輩が何かあればすぐに駆けつけてくれる体制になっているので安心して働いていますね。

気が付いたら、ここが自分の居場所に。

新卒で入職してから1年半後、別のユニットに異動になりました。異動が発表された時、先輩たちがとても残念がってくれて。じつはそれが入職して一番嬉しかったことかもしれません。まだまだできていないことも多いけれど、少しは頼りにされていたのかな、と。ユニットの中では一番経験が浅い自分ですが、「最近仕事が早くなったね」と言われるようにもなりました。最終日は感謝の気持ちを込めて、利用者さんの前で「瀬戸の花嫁」を歌いました。カラオケが好きで、利用者さんとはよく歌っていたんです。親しかった利用者さんがちょっと涙ぐんでいて。コミュニケーションが苦手だと思っていましたが、気が付いたら少しは成長していたみたいです。現在のユニットは認知症専門なので、また違った難しさもあります。不安もありますが経験を積む機会だと思って、あきらめずに続けていきたいと思っています。

(2019年3月更新)