ジェネリック医薬品とは

ジェネリック医薬品とは

天本病院 薬剤師です。

ジェネリック医薬品とは先発医薬品の特許が終了した後、先発医薬品と効き目が同等であることを証明するさまざまな試験を実施し、厚生労働省の承認を得て製造販売されている医薬品のことです。医薬品の開発にかかるコストが低いため先発医薬品より低価格となり、患者さんの自己負担を軽減することができます。成分が同じで、味や飲みやすさなどが改良されているものもあります。

現在発売されているジェネリック医薬品は薬の成分の名前に販売している会社名がついているものが多く、先発医薬品ほど覚えやすい名前ではないので、医療機関を受診する際にはお薬手帳を活用して自分の服用している薬を伝えましょう。

また、日本ジェネリック製薬協会のホームページでは先発医薬品からジェネリック医薬品に変更すると、いくら安くなるか計算できる「かんたん差額計算」のコーナーがあるので試してみてはいかがでしょうか。

日本ジェネリック製薬協会「かんたん差額計算」

あっぱれ 2019年夏号掲載

 


2019年7月18日 カテゴリー(天本病院): 医療コラム

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