勉学の秋
あれだけ暑かった夏もあっという間に過ぎ去り、
朝晩急な寒さに身体がびっくりしている方も多いのではないでしょうか。
秋といえば…食欲の秋?睡眠の秋?読書の秋?
今回は勉学の秋をテーマに。
病院ではすぐに他職種と協力、相談しやすい環境にありますが、
訪問ではスタッフは一人で生活やお身体の様子を確認することになります。
そこで、PT/OT/STだけの知識に関わらず、様々な視点を持っていると
ご利用者様皆さまの日々の生活が少しでも楽になったり、困りごとが軽減出来るはず!と
あい訪看のリハスタッフは毎週1回、みんなで集まって勉強会を開催しています。
実際の場面を想定してロールプレイ形式で呼吸や移乗、ポジショニング等の実技を行ったり、
お互いに口腔ケアをしてみたり、各社のトロミ剤で味比べをしてみたり…
すぐに役立つ情報を共有できるよう努めています。
もちろん、1人で解決できない事や不安な事は日々関わる他のスタッフや看護師、
訪問診療チームと相談し、ケースカンファレンスも週1回ペースで開催しています。
ご自宅でも皆さん、リハビリをがんばっていらっしゃいます!
今回ご紹介するのはAさん。
失語症という言葉の病気がありつつも、毎日、コツコツと日記をつけていらっしゃいます。
時間をかけて、非利き手で丁寧に、ていねいに…
通所施設でのリハビリやレクレーションの様子、ご家族との外出、訪問でのサービスについてや、
今ちまたで流行りのニュースなど話題豊富!!
私の字よりもずっとずっときれいで、爪の垢を煎じていただかなければ…。
毎週、記載内容を元に生活状況を確認させてもらうのが、リハスタッフとしても
とても楽しみな時間です。
いまではデイケアの連絡帳へのコメントもご自身で書けるようになり、
時間が経過しても少しずつ良い変化が続いている様子にこちらもますます応援したくなります♪
これからも頑張りましょうね!!
一人一人の生活、毎日に寄り添えるステーションでありたいと思っています。
2020年9月30日 カテゴリー(あい訪問看護ステーション): ステーション日記。