認知症の相談できていますか?

認知症の相談できていますか?

稲城市、麻生区、多摩区周辺の訪問看護・リハビリを行うあい訪問看護ステーション平尾です。

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。年も明けて、本格的な冬の寒さも到来しています。節電の呼びかけもある昨今ですが、必要に応じて暖房器具を使うなどして、体調管理にご注意ください。

 

本日は、ステーション内のミーティングで取り上げられた『稲城市における認知症の相談・支援』についてご紹介します。

 

まずはこちらをご覧ください

☐ 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなる

☐ 料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなる

☐ 何をするのもおっくうがり、嫌がる

☐ しまい忘れや置忘れが目立ち、いつも探し物をしている

☐ 季節や状況にあった服装を自分で選ぶことが出来ない

上記の項目は一例ではありますが、『認知症気づきのチェックリスト』となっています。身近な人で、最近このような変化が出てきた方に心当たりはありませんか?もしかすると早めの相談が必要なケースもあるかもしれません。

 

厚生労働省の発表によると、日本における65歳以上の認知症の人の数は600万人(2020年時点)と推計され、2025年には700万人(高齢者の約5人に1人)が認知症になると言われており、高齢社会の日本では、認知症に向けた取り組みがますます重要となってきます。

稲城市では『認知症初期集中支援チーム』というサービスがあります。この支援チームは、認知症専門医や医療・福祉・介護の専門職などで構成されており、認知症の方、またはその疑いのある方のご自宅に訪問し、認知症についての困りごとやご心配事などの相談をお受けしています。対象は40歳以上で、ご自宅で生活をされており、認知症の症状等でお困りの方です。

こちらのサービスについては各地区の地域包括支援センターが相談窓口となっています。ぜひお気軽にご相談ください。

https://www.city.inagi.tokyo.jp/smph/kenko/koureifukushi/koureisya_soudan/houkatu.html

 

また、当法人では1980年の天本病院開設以来40年以上にわたり、認知症の方とご家族の支援、地域への情報発信も行っています。認知症支援が受けられる事業所、質の高い認知症ケアを目指した取り組み、地域への普及啓発活動等に関しての情報がまとめてありますので、ぜひご覧になって下さい。ご相談もお待ちしております。

⇒認知症支援 | あいセーフティネット|河北医療財団多摩エリア (kawakita.or.jp)

 

今回は、自分自身や家族などの周りの人について『もしかして認知症では…?』と気づいた時に、利用できるサービスをご紹介いたしました。症状が軽いうちに認知症であることに気づき、適切な治療や支援を受けられれば、症状の進行を遅らせることが出来たり、ご家族の不安軽減にもつながります。お1人で悩まずに、まずはご相談をしてみてください。

 

 

 

 

 


2023年1月13日 カテゴリー(あい訪問看護ステーション平尾): お知らせ

ブログカテゴリー

ブログ記事一覧

イベント・講座

2024.04.16
【報告】シニアのための栄養講座

ステーション平尾日記

2024.03.25
とろみコーラ

ステーション平尾日記

2024.02.19
この仕事を選んだきっかけ