【からきだ匠カフェ】元気になれるメイクセラピー

【からきだ匠カフェ】元気になれるメイクセラピー

医療や介護の専門家と地域の人たちがつながり、気軽に相談できる場所「からきだ匠カフェ」。
あい介護老人保健施設が社会福祉法人楽友会や大妻女子大学とともに2017年より開催しています。
「からきだ匠カフェ」は毎月第4週の水曜日に唐木田にあるプラネットカフェで開催しています。
緊急事態宣言中はオンラインでの開催でしたが、今回は約半年ぶりに実際に会場で行うことができました。
この日のテーマは「元気になれるメイクセラピー」。
講師はあい介護老人保健施設の作業療法士の鶴岡真由子。
認定メイクセラピーアドバイザーの資格を活かし担当させていただきました。

みなさま、メイクセラピーをご存じですか。

メイクセラピーとは、心理カウンセリングの手法を用いたメイクアップ技法で、化粧療法の一環として位置づけられます。単に外見をキレイにするだけでなく、心理カウンセリングによってメンタルサポート(心理的援助)をすることを目的としています。メイクによって外見の印象が変わると、自己評価が高まり精神面での変化が期待されます。

「特にお歳を召した方にはもう一度お化粧の楽しみを取り戻すことで、誰かに見てもらいたいとお出かけの機会が自然と増えたり、自分に自信が持てるようになると思います」と鶴岡。


まずは参加者同士でグループになり、顔のお悩みやご自身がなりたいイメージについて話し合いました。


それではメイクのワンポイントレッスンの開始です。

まずは眉毛の描き方について。
眉毛は顔の印象を変える重要なパーツです。
ご自身の元々の眉毛の形や骨格にあわせて描くことがポイントです。
どのような印象に見られたいかを意識し、ひと工夫します。
普段の描き方から少し変化をつけるだけでグッと顔の印象が変わりました。
各テーブルでは顔を見合わせ「お~~」と声が上がっていました。


続いてはアイシャドウのアドバイスです。

参加された方々からは「アイシャドウを使うのは〇〇年ぶり!」「いつも同じ色ばかり使ってしまう」とのお声が。
メイクセラピーではご自身でなりたいイメージにあわせて色を選びます。
今回はなかなか自分では挑戦しないような明るい色のアイシャドウにもチャレンジしました。


キラキラと輝くアイシャドウを塗ると顔が一気に華やぎます。

メイクアドバイス後にはみなさま、「久しぶりに化粧したので、外食して帰ろうかしら」やご友人に「メイクした私の写真を撮って」、「家族は気づくかしら」など楽しそうな声が聞こえました。

「マスクから出ている眉毛・アイメイクについて、それぞれのなりたいイメージを伺いメイクを施しました。メイクをしたことがない方、眉毛メイクに対して苦手意識のある方、自宅にあるメイク道具の活用法が分からない方、周囲の方と一緒に考えながら、それぞれの悩み解決を目指してお手伝いさせて頂きました。皆さんメイクを施すことで表情が明るくなり、メイクを通じてお話が盛り上がり、楽しく明るい雰囲気で行えたことが何より嬉しかったです。これからさまざまな方法で、多摩地域の皆様の繋がりが広がるよう、一緒に考えていきたいです。」と最後に鶴岡が挨拶を行いました。

次回のからきだ匠カフェ
開催日:11/24(水)
時間:14:00~15:30
場所:唐木田駅前のプラネットカフェ
テーマは「もしバナゲーム~もしも、あなたがあと半年の命だったとしたら…?~」です。

普段は嫌遠されがちな「縁起でもない」話題を一緒に考え、話し合いましょう。
ご参加お待ちしております。

最新情報は、下記リンク先よりご確認ください。

■ホームページ(楽友会)
https://www.rakuyuukai.com/service/tama_center/takumicafe.html

■からきだ匠カフェinstagram
https://www.instagram.com/takumicafe/

 


2021年11月16日 カテゴリー(あい介護老人保健施設): イベント・講座

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