文字サイズ変更

h1タイトル

【開催報告】「人生会議」してみませんか

2019年11月16日(土)※もっと元気が出る講座「『人生会議』してみませんか」を開催し、天本病院 看護介護部 アドバイザー、河北医療財団 多摩事業部 看護職種代表 中西 佳美(なかにし よしみ)による講義とグループワークを行いました。

講義では、「人生会議」についてご説明いたしました。「人生会議」とは、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです(厚生労働省HPより、詳しくはこちら)。現在、人生の最終段階をどう過ごしたいかについて家族や医療介護関係者と話し合ったことがあると答えた人は医療・介護関係者以外では「きっかけがない」などの理由から約4割と半数にも満たない結果になっています。自分自身が望む最期を迎えるために、またご家族など身近な方・大切な方の死に対する心残りにならないために「今のうちに」「元気なうちに」「自分で意思表示ができるうちに」話し合うことが重要だとお話ししました。

グループワークでは参加者の方とスタッフで4人1組になり、「もしバナゲーム」を実施しました。「もしバナゲーム」とは、「人生の最期にどうありたいか」について治療は?場所は?誰と過ごしたいか?など「もしもの時の話し合い=もしバナ」をカードを使用しながら考えてみるゲームです。(もしバナゲームについて詳しくはこちら)各グループ活発な意見交換がなされ、有意義な時間となりました。

アンケートでは、「ACPの最も基本的なところを分かり易く説明して頂いた。」「話しにくいことを笑顔で話すことができた。」「参加者の方々と楽しい一時を過ごせてとても良かった。ゲームならではの気楽さで個人的なことも話せました。」「意識しないうちに自分の傾向に気づけた。」などのご意見を頂戴しました。

この講座がみなさんの今後の人生を考える一助となれば幸いです。

ご参加されたみなさん、ありがとうございました。

※もっと元気が出る講座とは…あいセーフティネットが市民向けに行なっている、健康に関する講座や、住み慣れた地域で最期まで暮らしていくにはどうすればよいかなどを講義する講座


河北医療財団 | 日付:  カテゴリ:イベント・講座, もっと元気が出る講座, 多摩エリア

TOP