HOME
東京・杉並 家庭医療学センター
利用者の声
更新日:2010.10.06
「家での看取りが教えてくれたもの」とは
年をとる前から死ぬのがとても嫌な人だったのですが、家で落ち着いた生活をしながら、本人がゆっくり受け入れていくのを家族も経験しました。もちろん辛い作業でした。私は、妹が出産する時も姪と立会ったのですが、父はその時とよく似て姉と母と私が応援する中、魂が体から出て行ってしまいました。生まれて来たときみたいに自然に死ねたんだなーと思いました。ただ生まれるときと違い、人一人分の重さを託された思いがします。(在宅緩和、70歳代、男性)
以前、姑を看取りました。長男の嫁として、姑を看取れたことは、私の生き方にも子供たちの生き方にも“命”というものを考えるよい機会だったと思います。姑が92年の長い人生を全うできる、ほんの少しの手助けができたかと感謝しています。(要介護5、70歳代、女性)
「介護してよかったと感じたこと・うれしかったこと」
介護のことは、何もわからず、オムツの交換、床ずれの手当てなど、訪問看護師の方々にいちから教えていただきながらの日々でしたので、毎日のように来ていただいたり早朝からの電話相談にも答えていただき、有難かったです。半年ほどしてから、先生からショートステイを利用して、少しゆっくりすることをすすめられ、介護する側に配慮して下さっていることを感じ、とてもうれしく思いました。(要介護4、90歳台、女性)
最期まで母の思いを、生きる希望を通しきることができた事です。介護者の心の不安はありますが、看護師の皆さんの笑顔があり、私の質問に正直に答えてくださいました。母だけのために愛情を注げたことが私の喜びでした。そして何より、母が一番喜んでいました。私の人生で一番充実したときを過ごせたことに感謝します。(在宅緩和、80歳代、女性)
「在宅で家族を介護する」という意味について
もし条件が許せば、入院よりも在宅で介護をする方がよいと思いますが、ただ、それぞれの家庭で全部違うでしょうし、介護する期間の長短などでも違ってくるでしょう。ケースバイケースですが、我が家の場合は、介護する人がかなり心身ともに大変な状況なのですが、やはり家族で介護するのが良かったと思います。(在宅緩和、80歳代,男性)
治療のことばかりでなく、家族の間の心の交流の細かいふれあいのようなものが、今までの生活の中でより一層深くなったように思います。(要介護1 90歳台、女性)
嬉しい表情、ありがとうと言ってくださる言葉に介護をしていて、同居をしていて良かったと感じます。介護は大変な時もありますが、在宅で見守らせていただくことは、次の世代に受け継ぐということと思っています。(要介護5、90歳代、女性)
〒166-0001 東京都杉並区阿佐谷北1-3-12 東京・杉並家庭医療学センター TEL: 03-3339-3850