社会医療法人河北医療財団河北総合病院

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家庭医療学センター理念

「もっと近くに。あなたの医療とケアを創造」

医療という概念の根源に流れるもの、そして同時に医療より広がりをもった活動である「ケア」にあえて視点を移し、「共に創り上げる医療とケア」を創造します。

目的

・患者・家族・地域のニーズを重視し、医療・介護・社会福祉を統合したサービスを柱とする包括的地域ケアのモデルを創造・実現する

・外来と在宅での医療サービスを通して、患者・家族が自分の治療・療養・生活に関して主体的に参加し、幸福と満足を追求できるように支援しながら、医療とケアの協働チームを形成する

・「生・老・病・死」を個人,家庭、そして地域に返し、人と人との良いつながり,結びつきを復古させる

「よりよい生をいきる」ための医療における社会的支援活動とは

患者・家族が自分の治療・療養・生活に関して、幸福と満足を得るためには、患者・家族が抱える困りごとを中心におき、患者・家族・支援者(医療者)の三者で形成されるチームが恊働し、解決を図っていくという構図が必要です。これを当センターでは、「患者中心の医療」ではなく、「共に創り上げる医療・ケア」と表現しています。また、人は社会的な存在であり、他者との関係性を抜きにしては理解できないものであるため、当センターが掲げる「ともに創り上げる」ということは「患者」を社会関係のなかで捉え支援することを意味しています。

また「生・老・病・死」を家庭や地域に返すことは、「家庭や地域という場」が「家族であること、地域であること」を取り戻すきっかけとなり、構成員としてのつながりや、「慰め」や「いたわり」という感情文化が生まれます。在宅ケアは、人との結びつきや感情のなかで「生」を考えることの大切さを復古させ、現代社会が失ったコミュニティーを復活させることなのです。